ポートフォリオの作品数は何点必要?未経験Webデザイナーの目安と選び方|採用担当の目線

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明るい作業スペースで、女性が大きなテーブルに印刷した作品を何枚も並べ、ポートフォリオに残す作品を選んでいる

ポートフォリオって、作品が何点あれば応募していいんだろう。10点くらいないと少ないと思われる?

スクールの課題を全部載せたら、似たようなバナーばかり8点になった。多いほうが頑張ったように見えるかな。

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数を増やすより、説明できる作品を3〜5点に絞るほうが伝わると考えています。私が見ていたのは作品の数ではなく、1点ずつに「考えた跡」があるかでした。

ポートフォリオを作り始めると、「何点あれば足りるのか」が気になりますよね。少ないと準備不足に見えそうで、かといって全部載せると、似た作品ばかりになってしまう。数の正解が分からないまま、応募を先延ばしにしている人もいると思います。

私はWebデザイナーとして10年以上働き、採用に携わってきた5年のあいだに、Webデザイナー志望者の面接も担当しています。この記事で答えるのは、「未経験のWebデザイナーのポートフォリオに、作品は何点載せればいいか」という問いです。数の目安と、どの作品を残すかの選び方を整理します。

※ここで書いているのは、私が事業会社で採用に関わっていた範囲での見方です。募集要項に作品数の指定があれば、そちらを優先してください。

※料金・制度などは、特に断りがない限り2026年10月時点の公式サイトなどの情報です。

この記事を書いた人
AKI

全くの未経験から独学とスクールを経てWebデザイナーへ転職。その後Webデザイナー・Webディレクターとして働き、現在は本ブログの運営やWebサイト制作を通じてデザインに携わる。IT業界経験20年以上。
運営者情報とこのサイトが書かないこと

結論:応募は2〜3点から始められる。並べるのは3〜5点まで

📝 作品数の目安
  • 応募を始める目安:「なぜこう作ったか」を説明できる作品が2〜3点
  • ポートフォリオに並べる数:3〜5点。多すぎると、一番見てほしい作品が埋もれる
  • その中に入れたいもの:自分でテーマを決めた自主制作を1点
  • 外していいもの:説明できない作品、同じ種類で似た仕上がりの作品

作品の数は、多ければ評価が上がるものではありません。説明できる作品が少しずつ増えていけば十分で、最初から10点そろえる必要はないと思います。

採用担当が見ていたのは、数より1点ずつの「考えた跡」

面接で私がいちばん時間を使っていたのは、ポートフォリオの作品について本人に説明してもらうことでした。見ていたのは、見た目の完成度より、「誰に向けて、なぜこう作ったか」を自分の言葉で話せるかです。

作品が多いと、1点ずつを見る時間はどうしても短くなります。説明のない作品が10点並んでいるより、理由まで書かれた作品が3点あるほうが、その人がどう考えて作るのかが伝わります。数をそろえることより、1点ごとに説明を添えることに時間を使ったほうが、選考では生きてきます。

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似た雰囲気の作品ばかりが並んでいると、どれを見ればその人らしさが分かるのか、かえって迷ってしまうことがありました。

📌 関連記事:ポートフォリオを開いて最初の30秒|採用担当が本当に見ているもの — ポートフォリオを開いて、最初に見ているところ

3〜5点に絞るときの選び方

作品が多くて迷うときは、次の順番で残す作品を決めると絞りやすくなります。

順番 残す作品 理由
1一番見てほしい作品(トップに置く)最初に開いたところで、いちばん伝えたい作品が見られる
2自分でテーマを決めた自主制作課題だけでは見えにくい、自分で考えて作る力が伝わる
3応募先の仕事に近い作品バナーの多い会社ならバナー、Webサイトの制作が多い会社ならサイト
4種類の違う作品(Webサイトとバナーなど)できることの幅が分かる
外す説明できない作品・似た作品の2点目以降数は増えても、伝わる中身は増えにくい

同じ種類の作品が何点もあるなら、いちばん説明しやすい1点だけを残します。外した作品も、手元に残しておけば、応募先に合わせて入れ替えるときに使えます。

課題の作品しかない人は、自主制作を1点足す

スクールや講座の課題だけでポートフォリオを組むと、同じ課題を作った人の作品と似てきて、その人らしさが見えにくくなります。

作品を見ていて差を感じたのは、課題とは別に、自分でテーマを決めて作った作品が1本でもあるかどうかでした。課題の作品を増やすより、小さくても自主制作を1点足すほうが、ポートフォリオの印象は変わります。架空のお店のバナー1枚でもかまいません。

📌 関連記事:ポートフォリオの作り方|未経験から採用担当に届く手順と作品例 — 何を作ればいいか、作品の種類と作り方

作品が少ないうちに、応募を始めてもいいか

作品が2〜3点で、それぞれ「なぜこう作ったか」を説明できるなら、応募を始めてかまわないと思います。準備が完璧になるのを待っていると、学べば学ぶほど「まだ足りない」と感じて、応募のタイミングがなかなか来ません。

応募しながら作品を1点ずつ足していき、選考で聞かれたことや、うまく説明できなかったところを次の作品に生かす。この進め方のほうが、作品も説明も早く育つと考えています。

📌 関連記事:未経験Webデザイナーの転職活動の進め方|いつ始める・何から動くかを採用担当が解説 — 未経験の転職活動を始めるタイミングと進め方

どの作品を残して、どう説明を書けばいいかは、一人だと判断に迷うところです。ポートフォリオを人に見てもらいながら仕上げたいときは、添削や就職・転職のサポートがあるスクールを使うのも一つの方法です。

学びながら、ポートフォリオの添削まで受けたい人には、Winスクールという選択肢があります。受講生・卒業生向けの就職・転職サポートとして、提携する転職サービスのキャリアアドバイザーによる履歴書・職務経歴書の添削や、模擬面接のアドバイスが用意されています。無料カウンセリングは来校かオンラインで、所要時間は約1時間です。

※出典:Winスクール公式サイト「就職・転職サポート」「無料カウンセリング・受講相談のご案内」

Webデザイナー Winスクールの公式サイト

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よくある質問

Q:ポートフォリオの作品は、最低何点あれば応募できますか?

A:「なぜこう作ったか」を説明できる作品が2〜3点あれば、応募を始めてかまわないと考えています。応募しながら1点ずつ足していく進め方で大丈夫です。

Q:作品は多いほうが、選考で有利になりますか?

A:数が多いだけで有利になるとは考えていません。説明のない作品がたくさん並ぶより、理由まで書かれた作品が3〜5点あるほうが、考え方が伝わります。

Q:スクールの課題作品だけでも大丈夫ですか?

A:課題の作品も載せてかまいません。ただ、課題だけだと同じ課題を作った人と似てきやすいので、自分でテーマを決めた自主制作を1点足すと、印象が変わります。

Q:バナーばかりで、Webサイトの作品がありません。

A:応募先がWebサイトの制作を多くしている会社なら、小さくてもWebサイトの作品を1点用意しておくと安心です。バナーは、いちばん説明しやすいものを残して数を絞りましょう。

まとめ:数をそろえるより、説明できる3点を

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作品の数で悩んでいる時間があったら、今ある作品に「誰に向けて、なぜこう作ったか」を一言ずつ書き足してみてください。それだけで、同じ作品でも伝わり方が変わります。

📝 この記事の要点
  • 応募は、説明できる作品が2〜3点そろったら始められる
  • ポートフォリオに並べるのは3〜5点まで。多すぎると一番見てほしい作品が埋もれる
  • 残すのは、一番見てほしい作品・自主制作・応募先に近い作品・種類の違う作品
  • 課題の作品しかないなら、小さくても自主制作を1点足す
  • 似た作品や説明できない作品は外し、応募先に合わせて入れ替える

まずは今、ポートフォリオに載せている作品を全部書き出して、「なぜこう作ったか」を一言で言えるものに丸をつけてみてください。丸のついた作品の中から3点を選べば、それがいまのあなたのポートフォリオの中心になります。

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