ポートフォリオの古い作品は消す?更新のタイミングと入れ替え方|採用担当の目線

転職・キャリア

※本ページはプロモーションを含みます
スクールの窓際の作業席で、女性が2台のモニターに古い作品と作り直した作品を並べ、見比べながらメモを取っている

半年前に作った作品、今見ると直したいところだらけ…。古い作品はポートフォリオから消したほうがいいのかな。

応募しながら新しい作品も作ってるけど、ポートフォリオをいつ更新すればいいのか分からない。

AKIAKI

古い作品は、全部消さなくて大丈夫です。今の自分がいちばん説明しやすい作品を上に置き、説明できなくなった作品から外していけば十分です。更新は、新しい作品ができたときと、応募の前が目安です。

学習を続けていると、少し前に作った作品の粗が目につくようになりますよね。古い作品を残しておくと評価が下がりそうで、かといって消すと作品が少なくなる。どこで入れ替えればいいのか、迷う人は多いと思います。

私はWebデザイナーとして10年以上働き、採用に携わってきた5年のあいだに、Webデザイナー志望者の面接も担当しています。この記事で答えるのは、「ポートフォリオの古い作品はどうするか、いつ更新するか」という問いです。入れ替えの判断と、更新のタイミングを整理します。

※ここで書いているのは、私が事業会社で採用に関わっていた範囲での見方と、一般的な考え方です。

※料金・制度などは、特に断りがない限り2026年10月時点の公式サイトなどの情報です。

この記事を書いた人
AKI

全くの未経験から独学とスクールを経てWebデザイナーへ転職。その後Webデザイナー・Webディレクターとして働き、現在は本ブログの運営やWebサイト制作を通じてデザインに携わる。IT業界経験20年以上。
運営者情報とこのサイトが書かないこと

結論:説明できなくなった作品から外し、応募の前に見直す

📝 古い作品と更新の考え方
  • 古いこと自体は問題ない:今の自分が理由を説明できるなら、残してかまわない
  • 外すのは「説明できない作品」:なぜそう作ったか、もう話せない作品から外す
  • 並び順で今の力を見せる:一番新しく、一番説明しやすい作品を上に置く
  • 更新のタイミング:新しい作品ができたときと、応募書類を出す前

見る側が知りたいのは、作品の新しさより、今のその人がどう考えて作るのか、です。古い作品があっても、上から順に見たときに今の力が伝われば十分です。

採用担当は、応募のたびにURLを開いている

私が面接を担当していたときは、応募書類に書かれたポートフォリオのURLを、書類選考のとき、面接の直前、面接中の3回開いていました。つまり、応募書類を出した時点のポートフォリオが、そのまま選考で見られることになります。

応募の前に一度ポートフォリオを開き直して、上から順に見たときに今の自分が伝わるかを確かめておくと安心です。応募のあとに大きく作り替えると、書類を見たときと面接のときで中身が違ってしまうこともあるので、応募中の会社がある間は、作品の追加や説明の手直しくらいにとどめておくのが無難です。

📌 関連記事:ポートフォリオを開いて最初の30秒|採用担当が本当に見ているもの — ポートフォリオを開いて、最初に見ているところ

古い作品を残すか外すかの判断

古い作品の状態 どうするか
今でも「なぜこう作ったか」を説明できる残してかまわない。説明を今の言葉で書き直すと、なおよい
直したいところがはっきり分かる直して載せ直すか、直す前と後を並べて見せる
同じ種類の新しい作品がある新しいほうを残し、古いほうは外す
なぜそう作ったか、もう思い出せない外す。面接で聞かれても答えにくい

2つ目の「直したいところが分かる」作品は、直す前と後を並べると、どこを見て直せる人なのかが伝わる作品になります。外してしまうより、生かし方を考えてみる価値があると思います。

作品を作り直すときの見せ方

古い作品を作り直したときは、新しい版だけを載せてもかまいません。ただ、何を直したかを一言添えておくと、作品の説明がぐっと強くなります。

📝 作り直した作品に添える一言の例
  • 「最初の版では文字が多く、伝えたいことが埋もれていたので、見出しを1つに絞りました」
  • 「スマートフォンで見たときに読みにくかったので、文字の大きさと余白を見直しました」
  • 「人に見てもらって、ボタンの場所が分かりにくいと言われたので、色と位置を変えました」

人に見てもらって直した経験は、フィードバックを受けて直せる人だと伝わる材料になります。面接でそのまま話せるように、何を言われて、どう直したかをメモしておきましょう。

📌 関連記事:Webデザイナーの選考に落ちたら?不採用の理由と再応募、次にやること|採用担当の目線 — 選考に落ちたあと、ポートフォリオのどこを見直すか

更新したら確かめておきたいこと

📝 更新のあとに確かめること
  1. 一番上の作品が、今いちばん見てほしい作品になっているか
  2. 外した作品へのリンクが、ほかのページに残っていないか
  3. 作品ごとの説明が、今の自分の言葉になっているか
  4. スマートフォンとパソコンの両方で、表示が崩れていないか
  5. 自己紹介に書いた使えるツールや目指す方向が、今の作品と合っているか

📌 関連記事:ポートフォリオの作品数は何点必要?未経験Webデザイナーの目安と選び方|採用担当の目線 — 並べる作品の数と選び方

どの作品を残し、どう直せばいいかは、自分だけで判断すると迷いやすいところです。ポートフォリオを人に見てもらいながら更新したいときは、添削や就職・転職のサポートがあるスクールを使うのも一つの方法です。

学びながら、ポートフォリオの添削まで受けたい人には、Winスクールという選択肢があります。受講生・卒業生向けの就職・転職サポートとして、提携する転職サービスのキャリアアドバイザーによる履歴書・職務経歴書の添削や、模擬面接のアドバイスが用意されています。無料カウンセリングは来校かオンラインで、所要時間は約1時間です。

※出典:Winスクール公式サイト「就職・転職サポート」「無料カウンセリング・受講相談のご案内」

Webデザイナー Winスクールの公式サイト

\ 作品の選び方と見せ方を、まとめて相談したい人へ /

Winスクールの無料カウンセリングを予約する

よくある質問

Q:ポートフォリオの古い作品は、消したほうがいいですか?

A:全部消す必要はありません。今でも「なぜこう作ったか」を説明できる作品は残し、説明できなくなった作品や、同じ種類の新しい作品がある作品から外していきましょう。

Q:ポートフォリオは、どのくらいの頻度で更新すればいいですか?

A:回数を決めるより、新しい作品ができたときと、応募書類を出す前に見直すのがおすすめです。応募中の会社がある間は、大きな作り替えは避けておくと安心です。

Q:昔の下手な作品が残っていると、評価が下がりますか?

A:上から順に見たときに今の力が伝われば、古い作品が1点あるだけで大きく評価が下がるとは考えていません。気になる作品は、直す前と後を並べて見せる方法もあります。

Q:作り直した作品は、前の版も載せたほうがいいですか?

A:どちらでもかまいません。前の版を載せない場合も、何を直したかを一言添えておくと、考えて直せる人だと伝わります。

まとめ:古さより「今、説明できるか」で決める

AKIAKI

ポートフォリオは、一度作って終わりではなく、学んだ分だけ育てていくものだと思います。説明できる作品を上に置いて、応募の前に一度開き直す。それだけで、今の自分が伝わるポートフォリオになります。

📝 この記事の要点
  • 古い作品でも、今説明できるなら残していい
  • 外すのは、説明できない作品と、同じ種類の新しい作品がある作品
  • 一番新しく、一番説明しやすい作品を上に置く
  • 更新は、新しい作品ができたときと応募の前。応募中は大きく作り替えない
  • 作り直した作品には、何を直したかを一言添える

まずは今、ポートフォリオを上から順に開いて、作品ごとに「なぜこう作ったか」を声に出して言えるかを試してみてください。言えなかった作品が、次に直すか外すかを考える作品です。

関連記事