デイトラWeb制作コースとWebデザインコースどっち?採用担当が比較

スクール選び・比較

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デイトラのWeb制作コースとWebデザインコースを採用担当が比較

Webデザイナーになりたいのに、Web制作コースの方がいいって言われた…

同じ値段なのに、給付金が使えるのは片方だけって、どういうこと…?

AKIAKI

この2つは「上下」ではなく「担当する工程」が違うコースです。公式に書いてある内容をそのまま並べて、選び方を整理しますね。

デイトラのコース一覧を開くと、Webデザインコースと Web制作コースが並んでいます。料金はどちらも129,800円(税込)で同じ。なのに、給付金の対象として発表されているのはWeb制作コースだけ。ここで手が止まってしまう人は多いと思います。

私はWebデザイナーとして10年以上働いてきて、採用に携わってきた5年のあいだにWebデザイナー志望者の面接も担当してきました。ただ、ここでお話しするコース内容や制度の部分は、記憶ではなく公式ページに書いてある内容で確認しています(2026年9月確認)。正直なところ、この2つは名前が似すぎていて、外から見ただけでは違いが伝わりにくいと感じています。

この記事を書いた人
AKI

全くの未経験から独学とスクールを経てWebデザイナーへ転職。その後Webデザイナー・Webディレクターとして働き、現在は本ブログの運営やWebサイト制作を通じてデザインに携わる。IT業界経験20年以上。
運営者情報とこのサイトが書かないこと

結論:先に「なりたい仕事の形」を決めると、コースは自然に決まる

細かい比較に入る前に、判断の分かれ目を出しておきます。順位をつける話ではなくて、自分がどちら側に立ちたいかという話です。

📝 コースを分ける3つの軸
  1. 作りたいのは「見た目の設計」か「動くサイト」か——バナー・LP・アプリのUIを作る側ならWebデザインコース、HTML/CSSやWordPressでサイトを形にする側ならWeb制作コース
  2. 給付金の条件を満たしているか——専門実践教育訓練給付の対象として発表されているのはWeb制作コースのみ。ただし雇用保険の加入期間などの条件がある
  3. 1年の質問期間で、どちらを先に終えたいか——質問サポートは1年。同時に2本走らせると、どちらも中途半端になりやすい

ざっくり言えば、デザインを仕事の中心にしたいならWebデザインコース、サイトを形にして公開まで持ちたいならWeb制作コースです。給付金は費用のハードルを下げてくれますが、それだけで選ぶと学びたかった内容とずれることがあります。

2つのコースの違いを公式情報で比べる

まず全体像です。公式ページ(2026年9月確認)に書かれている内容だけで並べました。

比較項目WebデザインコースWeb制作コース
転職保証なしなし
学ぶ内容Figmaの基本・デザインの原則・バナー・LP・コーポレートサイトのデザイン・STUDIO・スマホアプリのUI・営業/転職編HTML/CSS・JavaScript・jQuery・Sass・デザインカンプからのコーディング・PHP・WordPressのオリジナルテーマ・実務編
カリキュラムの分量約110日分・5段階100日分・初級/中級/上級が各30日(+実務編)
使うツールFigma(教育用プランの記載あり)・Photoshop・STUDIOFigma(デザインカンプを読む側)・コードエディタ・WordPress
添削デザインレビュー:バナー2回・Webサイト3回までレビュー付き課題:中級編と上級編で1回ずつ
質問期間1年間1年間
教材の閲覧期間無期限無期限
講座以外にかかる費用Photoshopの月額(1週間の無料試用あり)サーバー代(Xサーバーで月額990円)
給付金対象として発表されていない専門実践教育訓練給付の対象
料金(税込)129,800円・割引対象外129,800円・割引対象外
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料金も期間もほぼ同じなので、差が出るのは「何を作れるようになるか」の部分です。そこを詳しく見ていきます。

学ぶ内容の違い:手を動かす対象がそもそも別

Webデザインコースは5段階で構成されていて、初級でFigmaの基本とバナー、中級でLPのデザイン、上級で実装を意識したデザイン制作・コーポレートサイト・STUDIO、発展でスマホアプリのUI、最後に営業/転職編という流れです。

Web制作コースは100日分で、初級・中級・上級が各30日。HTML/CSSやJavaScript・jQuery・Sassから入り、中級ではFigmaのデザインカンプを読み取ってコードにする作業、上級ではPHPやWordPressのオリジナルテーマまで進みます。そのあとに実務編が続く構成です。

公式ページで確認できる範囲の事実

Webデザインコースの公式ページには「HTML」「CSS」「コーディング」という語が出てきません(同じ語はWeb制作コースのページには複数回出てきます)。実際のところ、コードを書く段階はWeb制作コース側にあると読むのが自然です。「Webデザインコースでも少しはコーディングを学べる」と書いている情報を見かけたら、公式のカリキュラム紹介で確かめてみてください。

ここは正直、誤解が生まれやすいところだと思っています。「Webデザイナー=デザインもコーディングもする人」というイメージで探すと、コース名の印象と中身がずれます。

📌 関連記事:デイトラWebデザインコースの評判・口コミは?【受講者の声をもとに正直レビュー】 — Webデザインコース単体の評判・受講者の声はこちらにまとめています。

添削の違い:回数も、見てもらう対象も違う

Webデザインコースのデザインレビューは、バナー2回・Webサイト3回まで。Web制作コースは、中級編と上級編でレビュー付き課題が1回ずつという形です。

数だけ見るとWebデザインコースの方が多いのですが、見てもらう対象が違うので単純比較にはなりません。デザインは「なぜこの配置なのか」を指摘してもらえる回数が効いてきますし、コードは動くかどうかが先に出ます。自分がどちらのフィードバックを欲しいかで読み替えてもらう方がいいと思います。

講座以外にかかる費用:129,800円で終わらない部分

Webデザインコースで使うPhotoshopは、1週間の無料試用のあとは月額がかかります。Web制作コースは制作したサイトを公開するためのサーバー代がかかり、公式では推奨としてXサーバーの月額990円が挙がっています。Figmaについては教育用プランの記載があります。

金額としては大きくありませんが、受講料だけを見て予算を組むと、あとから「そういえば」となりがちです。数百円〜数千円の月額が乗る前提で考えておくと、途中で止まりにくいはずです。

給付金の対象として発表されているのはWeb制作コースだけ

費用面でいちばん差が出るのがここです。運営会社の発表(2026年3月18日)によると、Web制作コースが専門実践教育訓練給付の対象講座として認定されています(指定番号1312090-2610011-0・指定期間2026年4月〜2029年3月)。

📝 給付金で押さえておきたい条件
  • 全額をいったん払う——受講料は先に自分で支払い、あとから戻ってくる後払いの制度
  • 修了時点で確定するのは50%まで——就職で+20%、賃金が5%以上上がってさらに+10%、条件を満たして最大80%
  • 雇用保険の加入期間——通算2年以上(2回目以降の利用は3年以上)などの条件がある
  • 書類は受講開始の原則2週間前まで——思い立ってすぐ申し込むと間に合わないことがある

過去には経済産業省の補助でWebデザインコースも受講できる「リスキリング転職コース」がありましたが、新規受付は終了しています(公式ページの記載・2026年9月確認)。古い紹介記事が残っていることがあるので、そこは公式で確かめた方が安全です。

給付金を使う場合、公式発表の訓練期間は6ヶ月です。修了の期限は公式の受講生向けガイドとハローワークで確かめてください。

気をつけたいのは、給付金を理由にWeb制作コースを選んで、本当はデザインをやりたかった人が途中で止まってしまう形です。費用の差は確かに大きいのですが、戻ってくる金額より、続けられるかどうかの方が結果に効いてきます

📌 関連記事:デイトラ給付金の申請手順を最速解説|対象はWeb制作コース限定 — 申請の流れ・必要書類・ハローワークでやることはこちらで解説しています。

採用担当から見た「デザインだけ」と「コーディングまで」の違い

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どちらが有利か、という質問はよく受けます。ただ実際には、面接で見せる物の形が変わる、という話に近いです。

手元に残る制作物の形が、そもそも違う

公式のカリキュラム紹介で見ると、Webデザインコースで手元に残るのはバナー・LP・コーポレートサイトのデザイン・スマホアプリのUI、Web制作コースで残るのは公開したポートフォリオサイトとWordPressのオリジナルテーマです。面接で見せる物の形がそもそも違います。

片方はデザインデータとして見せるもの、もう片方はURLを開いて動かせるもの。どちらが上という話ではなく、応募先が見たがっている形に近いのはどちらか、という見方をした方が現実的だと思います。

同じ「Webデザイナー」求人でも、求める範囲が違う

求人票に「Webデザイナー」と書いてあっても、中身は会社ごとにかなり違います。デザインに専念できる体制のところもあれば、実装まで一人で担当するところもある。募集要項の「業務内容」と「必須スキル」の欄に、HTML/CSSやWordPressの記載があるかどうかを数えてみると、その会社がどちらを求めているかは意外とはっきり出ます。

採用する側として見てきた感覚では、完成度そのものより「なぜそうしたのか」を説明できるかどうかで印象が変わりました。デザインでもコードでも、意図を言葉にできる人は強いです。逆に、スクールの課題だけが並んでいると個性が見えにくくなりがちで、そこは少しもったいないと感じていました。自主制作が1本あるだけで、話が広がることが多かったです。

どちらを選んでも足りない部分

公式FAQによると、両コースとも転職保証は行っていません。転職の伴走が必要なら、別コースとして転職支援コース(49,800円・税込)があります。ここは事実として押さえておいてください。

結局のところ、どちらのコースを選んでも「学んだ先」は自分で設計する前提になります。書類の段階で止まってしまうケースも少なくないので、応募書類の作り方は早めに手を付けておいて損はないはずです。

📌 関連記事:未経験Webデザイナーの書類選考|通過する人としない人の差 — 学んだあとの選考で、どこを見られているかをまとめています。

タイプ別:こんな人はこっち

ここまでの違いを、読者の状況に寄せて整理します。当てはまる数が多い方が、今の自分に近いコースだと思ってください。

Webデザインコースが合いそうな人
  • 見た目の設計を仕事の中心にしたい
  • 事業会社でバナー・LP・アプリのUIを作る仕事を想定している
  • まずFigmaで手を動かして、作れる実感を持ちたい
  • デザインの添削を多めに受けたい(バナー2回・Webサイト3回まで)

この並びに近いなら、コース内容を公式で確かめるのが早いと思います。教材の閲覧は無期限なので、買ったあとに自分のペースへ戻しやすいのは、このコースの現実的な利点です。

Webデザイナー デイトラWebデザインコース公式サイト

\ デザインを仕事の中心にしたい方へ /

デイトラ Webデザインコースの料金・内容を見る
Web制作コースが合いそうな人
  • デザインを形にして、公開・納品まで自分でやりたい
  • WordPressのオリジナルテーマまで触れるようになりたい
  • 副業でサイト制作の仕事を受けることも視野に入れている
  • 給付金の条件を満たしていて、コードを書く前提に抵抗がない

こちらに近い人は、先に給付金の条件と申請の期限を確認しておく方が動きやすいと思います。受講開始の2週間前までという書類の期限があるので、逆算しておくと慌てずに済みます。

📌 関連記事:デイトラ給付金の申請手順を最速解説|対象はWeb制作コース限定 — Web制作コースを検討するなら、申請手順と条件はこちらから。

両方受けるなら、順番と総額はどうなる?

「結局どちらも必要なのでは」と考える人もいると思います。公式には両コースとも割引対象外と書かれているので、2本まとめて受けると単価どおり合計259,600円(税込)です。

ただ、質問サポートは1年。2本を同時に走らせると、どちらも消化しきれないまま期間が過ぎる可能性があります。サポートの開始は購入から3ヶ月まで猶予があるので、先に1本を終わらせてから次に進む形の方が、現実的ではあります。

学ぶ順番そのものをどう考えるかは、デイトラに限らない話なので別の記事にまとめています。

📌 関連記事:Webデザインの勉強はデザインとコーディングどちらが先?現場10年・採用担当の視点で解説 — 学ぶ順番の考え方を、一般論として整理しています。

よくある質問

Q:WebデザインコースでもHTML/CSSは学べますか?

A:公式のカリキュラム紹介で確認できる範囲では、コードを書く段階はWeb制作コース側にあります。Webデザインコースのページには「HTML」「CSS」「コーディング」という語が出てきません。コーディングまで学びたいなら、Web制作コースを見る方が近道だと思います。

Q:どちらのコースもFigmaを使いますか?

A:両方使いますが役割が違います。公式のカリキュラム紹介では、WebデザインコースはFigmaでデザインを作る側、Web制作コースはFigmaのデザインカンプを読み取ってコードにする側(中級編)です。

Q:両方まとめて買うと割引はありますか?

A:公式ページでは、どちらのコースも割引対象外と記載されています。2本受けるなら単価どおりの合計になると考えておく方が安全です。最新のキャンペーンの扱いは公式で確認してください。

Q:転職保証はありますか?

A:公式FAQでは、両コースとも転職保証は行っていないと書かれています。転職の伴走を求めるなら、別コースの転職支援コース(49,800円・税込)を検討する形になります。採用する側から見ても、保証の有無より作った物の中身の方が判断材料になります。

まとめ:迷いの正体は「料金差」ではなく「工程の違い」

AKIAKI

同じ料金なので比べにくいのですが、担当する工程が違うと分かれば、選ぶ基準は自分の中にあると気づけるはずです。

📝 この記事の要点
  • 料金はどちらも129,800円(税込)・割引対象外で、金額では選べない
  • Webデザインコースは作る側、Web制作コースはコードにする側(公式のカリキュラム紹介)
  • 給付金の対象として発表されているのはWeb制作コースのみ。後払い・条件つき・最大80%
  • 面接で見せる物の形が変わる。デザインデータか、開けるサイトか
  • どちらも転職保証はなし。学んだ先は自分で設計する前提

決めきれないままでも、小さく動けば輪郭は見えてきます。まずは、なりたい仕事の求人を3件だけ開いて、必須スキルにHTML/CSSやWordPressの記載があるか数えてみてください。次に、両コースの公式ページにある無料の講座体験を見てから、自分がどちらの作業を続けられそうか確かめる。給付金を使うつもりなら、申し込みより先にハローワークで受給資格を確認する。この3つで、だいぶ決めやすくなるはずです。

\ 迷ったら、まず内容を見てから /

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