Webデザイナーの面接で「最後に言い残したことは?」と聞かれたら|答え方の例|採用担当の目線

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自宅の作業机で、デザイン用のモニターの横に置いたノートPCでオンライン面接を受け、笑顔を向けるジャケット姿の女性

面接の最後に「何か言い残したことはありますか?」と聞かれた。何か言わなきゃと思って、ありきたりなことしか言えなかった…。

「特にありません」と答えたら、やる気がないと思われるのかな。

AKIAKI

この質問は、面接で伝えきれなかったことを補うための時間です。30秒ほどで、作品の補足か入社後の意欲を一つだけ話せば十分ですよ。

面接の終わりに、「最後に何か言い残したことはありますか?」「アピールしておきたいことはありますか?」と聞かれることがあります。逆質問とは違って、自分のことを話す時間なので、何を言えばいいか迷いますよね。

私はWebデザイナーとして10年以上働き、採用に携わってきた5年のあいだに、Webデザイナー志望者の選考にも関わってきました。この記事で答えるのは、「面接の最後に言い残したことを聞かれたとき、未経験の志望者は何を話せばいいか」という問いです。

※ここで書いているのは、私が事業会社で採用に関わっていた範囲での見方と、一般的な考え方です。面接の進め方は会社によって違います。

※料金・制度などは、特に断りがない限り2026年10月時点の公式サイトなどの情報です。

この記事を書いた人
AKI

全くの未経験から独学とスクールを経てWebデザイナーへ転職。その後Webデザイナー・Webディレクターとして働き、現在は本ブログの運営やWebサイト制作を通じてデザインに携わる。IT業界経験20年以上。
運営者情報とこのサイトが書かないこと

結論:伝えきれなかったことを、30秒で一つだけ

📝 最後の一言の基本
  • ① 話すのは一つだけ:あれもこれもと並べない
  • ② 長さは30秒ほど:面接の残り時間を気にかける
  • ③ 面接中に言えなかったことを補う:作品の補足、うまく答えられなかった質問
  • ④ 最後は短いお礼で締める:「本日はありがとうございました」

この質問は、点数を足すための時間というより、言い残しをなくしてもらうための時間です。無理に目立つことを言おうとせず、面接中に伝えきれなかったことを落ち着いて補えば十分です。

採用する側が、この質問をする理由

理由 中身
伝えきれなかったことを聞くため面接の時間内に話せなかった強みや経験を、最後に拾いたい
入社への気持ちを確かめるため最後の言葉に、応募先への関心がどのくらいあるかが出やすい
話をまとめる力を見るため短い時間で、要点を一つにしぼって話せるか
面接を気持ちよく終えるため緊張していた応募者に、最後に話す機会をつくる

採用する側は、この質問で合否を大きく動かそうとは考えていないことが多いです。それでも、最後の言葉は記憶に残りやすいので、短く整えておく価値はあります。

AKIAKI

この質問で、新しい長い話が始まると、面接官は時間が気になってしまいます。一つにしぼって短く話してくれる人のほうが、話のまとめ方が上手だと感じます。

📌 関連記事:Webデザイナーの面接でよく聞かれる質問と回答例|採用担当が見ているところ — 面接でよく聞かれる質問

答え方の例

まずは、面接中にうまく答えられなかったことを補う例です。

場面 答え方の例
作品の説明が足りなかった「先ほどのカフェのサイトについて、一点だけ補足させてください。予約ボタンの位置は、スマートフォンで片手で押しやすいように、画面の下に置きました。ありがとうございました」
うまく答えられなかった質問がある「先ほどの苦手なことの質問について、言葉が足りなかったので補足させてください。コーディングはまだ遅いのですが、毎日30分の模写を続けて慣れようとしています」

次は、入社への気持ちを伝える例と、特に言うことがない場合の例です。

場面 答え方の例
入社への気持ちを伝える「本日お話を伺って、お客様の売り上げまで考えてデザインする姿勢に、改めてひかれました。ぜひ御社で経験を積みたいと考えています。ありがとうございました」
特に言うことがない「お話ししたいことは十分にお伝えできました。本日はお時間をいただき、ありがとうございました」

※答え方の例です。ご自身の作品と経験に合わせて書き換えてください。

「特にありません」だけで終わらせず、お礼の一言をそえるだけでも、印象はずっと柔らかくなります。言うことがないのは、面接で十分に話せたということでもあるので、気にしすぎなくて大丈夫です。

📌 関連記事:Webデザイナーの面接で緊張して作品をうまく説明できない人へ|採用担当が見ていること — 面接で緊張する人へ

こんな場合はどうする?場面別の答え方

場面 答え方
面接の時間が押している「一点だけ」と前置きして、15秒ほどで話す。言うことが小さければ、お礼だけにする
伝えたいことが二つ以上ある一番伝えたいものを一つ選ぶ。残りは、お礼のメールで短く補う
面接中に失敗して、落ち込んでいる失敗を長く言い訳せず、補足を一言だけ伝える
オンライン面接画面越しは話が長く感じやすいので、いつもより短めにまとめる
「アピールしたいことは?」と聞かれた面接で話した強みを、入社後にどう生かすかにつなげて一言で伝える

どの場面でも、最後の一言で新しい話題を広げすぎないことが大切です。面接中の話を一つ補い、お礼で締める。この形を覚えておけば、慌てずに答えられます。

📌 関連記事:Webデザイナーの面接後、お礼メールは送るべき?送るタイミングと例文|採用担当の目線 — 面接後のお礼メール

面接の前に、準備しておくこと

📝 最後の一言のための準備
  • 伝えたいことを3つ書き出す:作品の工夫、学び方、入社後にやりたいこと
  • その中から、面接で言えなかったものを選ぶ:面接の終わりに、頭の中で確かめる
  • 30秒で話す練習をする:声に出して、時間をはかる
  • お礼の言葉を決めておく:最後に必ず言えるように

前もって3つ用意しておけば、面接の最後に「どれが言えていないか」を選ぶだけで済みます。その場で考えるより、ずっと落ち着いて話せます。

3つのうち、作品の工夫は一番準備しやすい材料です。ポートフォリオの作品ごとに「ここは迷って、こう決めた」という点を一つずつ書いておくと、最後の一言だけでなく、面接中の受け答えにもそのまま使えます。

📌 関連記事:Webデザイナーの面接の自己紹介は何を話す?1分の例文と組み立て方|採用担当の目線 — 面接の自己紹介

やりがちな答えと、直し方

やりがちな答え 直し方
自己PRを一から長く話し直す面接中に言えなかったことを一つだけ補う
「やる気だけは誰にも負けません」やる気を、毎日続けていることなど行動で示す
「特にありません」だけで終えるお礼の一言をそえて締める
面接中の失敗を長く言い訳する補足は一言にして、前向きな話で終える

とくに未経験の人は、気持ちの強さを言葉で重ねるより、続けていることを一つ具体的に話すほうが伝わります。「毎日30分の模写」「週に1本のバナー制作」のように、数字の入った行動が一つあるだけで、話の重みが変わります。

面接の受け答えに不安があるなら、模擬面接で一度練習しておくと、最後の一言まで落ち着いて話せるようになります。面接の練習まで相談したいときは、就職・転職のサポートがあるスクールを使うのも一つの方法です。

面接の練習まで相談したい人には、Winスクールという選択肢があります。受講生・卒業生向けの就職・転職サポートとして、提携する転職サービスのキャリアアドバイザーによる履歴書・職務経歴書の添削や、模擬面接のアドバイスが用意されています。無料カウンセリングは来校かオンラインで、所要時間は約1時間です。

※出典:Winスクール公式サイト「就職・転職サポート」「無料カウンセリング・受講相談のご案内」

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よくある質問

Q:「特にありません」と答えたら、不利になりますか?

A:それだけで不利になることはまずありません。お礼の一言をそえれば、十分に丁寧な締めくくりになります。

Q:逆質問とは、どう違いますか?

A:逆質問は会社について聞く時間で、この質問は自分のことを補う時間です。聞きたいことがあれば逆質問で、伝えたいことがあればこの時間で話しましょう。

Q:どのくらいの長さで話せばいいですか?

A:30秒ほどが目安です。時間が押していれば、15秒ほどにまとめましょう。

Q:面接中の失敗を、ここで取り返せますか?

A:一言の補足で、言葉が足りなかった部分を補うことはできます。長く言い訳するより、短く補足して前向きに締めるほうが印象は良くなります。

Q:作品のURLを、もう一度伝えてもいいですか?

A:かまいません。「後ほどご覧いただけるとうれしいです」とそえて、短く伝えましょう。

Q:最後に、入社したい気持ちを伝えてもいいですか?

A:本当にそう思っているなら、伝えてかまいません。どこにひかれたかを一言そえると、気持ちが伝わりやすくなります。

まとめ:最後の一言は、言い残しをなくすための時間

AKIAKI

最後の一言で、すごいことを言う必要はありません。面接中に言えなかったことを一つ補って、お礼で締める。それだけで、きちんとした印象で面接を終えられますよ。

📝 この記事の要点
  • 最後の一言は、面接中に伝えきれなかったことを補う時間
  • 話すのは一つだけ、30秒ほどにまとめる
  • 作品の補足、うまく答えられなかった質問、入社への気持ちから選ぶ
  • 言うことがなければ、お礼の一言で締めればよい
  • 面接の前に、伝えたいことを3つ書き出しておく

まずは、次の面接で伝えたいことを3つ、1行ずつ書き出してください。そのうちどれか一つを30秒で話す練習を、声に出して一度だけしておけば十分です。

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