WordPressブログはポートフォリオになる?採用担当の正直な答え

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WordPressブログがポートフォリオになるか採用担当が解説

ブログを書いてるんだけど、これって転職で評価されるのかな…

作品を作る時間をブログに使ってて、正解なのか不安…

AKIAKI

結論から言うと、評価されます。ただし条件つきです。採用担当として実際にブログ運営者を面接してきた経験と、自分も10年以上運営している立場から、正直に整理しますね。

WordPressでブログを書いていると、ふと不安になりませんか。「この時間、作品制作に使ったほうがいいんじゃないか」「そもそも採用担当はブログなんて見るのか」と。

私はWebデザイナーとして10年以上働きながら、採用面接に5年ほど関わってきました。さらに自分自身、WordPressでのサイト運営を10年以上続けています。「ブログを評価する側」と「ブログを運営する側」の両方を経験してきた立場から、この疑問に正直に答えます。

先に言ってしまうと、ブログは評価されます。ただし「作品として」ではありません。その違いを理解しておかないと、せっかくの努力が空振りになってしまいます。

この記事を書いた人
AKI

全くの未経験から独学とスクールを経てWebデザイナーへ転職。その後Webデザイナー・Webディレクターとして働き、現在は本ブログの運営やWebサイト制作を通じてデザインに携わる。IT業界経験20年以上。

結論:ブログは「作品」ではなく「証拠」として効く

まず、いちばん大事なところから。採用担当がブログを見るとき、デザインの出来映えを作品として審査しているわけではありません。ブログのデザインは基本的にテーマ(テンプレート)に依存するので、そこで実力は測れないからです。

ではどこを見ているか。ブログは「この人がどういう働き方をするか」の証拠として読まれます。続けられる人か、自分の考えを言葉にできる人か、公開して改善までやり切れる人か。ポートフォリオでは見えにくい部分が、ブログには残るんです。

📌 採用側がブログから読み取っているもの
  1. 継続力——記事が積み上がっていること自体が、コツコツ続けられる証拠になる
  2. 言語化力——考えを文章にできる人は、面接でもデザイン意図を説明できる
  3. 運営の実務理解——WordPressを自分で立てて運用した経験は、現場の会話が通じる土台になる

採用担当としてブログ運営者を面接して感じたこと

AKIAKI

ここは採用する側として、実際に感じてきたことをそのまま話します。

面接で「ブログをやっています」と言われたとき、私が必ず聞くのは「なぜその記事を書いたんですか」「反応はどうでしたか」の2つです。この質問への答えで、印象がはっきり分かれます。

印象に残った方は、「この記事はアクセスが伸びなかったので、タイトルを変えて改善しました」と、公開したあとの検証まで話せる人でした。これは正直、強いです。作って終わりではなく、反応を見て直すという現場そのものの動き方が、すでに身についているからです。

逆に「勉強のまとめとして書いています」で止まってしまう方もいます。悪くはないのですが、それだと日記の延長に見えてしまい、評価につながりにくい。同じ「ブログをやっている」でも、語れる中身があるかどうかで、まったく違って伝わります。

この構造、実はポートフォリオとまったく同じなんです。採用側が探しているのは、いつだって「考えた跡」です。

📌 関連記事:ポートフォリオを開いて最初の30秒|採用担当が本当に見ているもの — 作品を見るときの視線も、根っこは同じです。

評価されるブログ・評価されないブログの分かれ目

ここまでの話を、分かりやすく整理します。まず、評価につながるブログの条件から。

評価されるブログ
  • 更新が続いている(本数より「止まっていない」ことが大事)
  • 「なぜ書いたか」「どう改善したか」を語れる
  • 自分で調べて試したことが書かれている
  • WordPressを自分で立てて運用している(テーマのカスタマイズ跡があればなお良い)
評価につながりにくいブログ
  • 数ヶ月前から更新が止まっている
  • 他サイトの情報をまとめ直しただけで、自分の経験がない
  • テーマそのままで、いじった形跡がまったくない
  • 面接で「勉強のまとめです」以上のことを話せない

厳しいことを書きましたが、裏を返せば「続けていて、自分の言葉で語れる」だけで、もう十分に武器になります。記事数が少なくても、月1本でも構いません。止まっていないことと、語れることのほうがずっと大事です。

ブログが証明できること・できないこと

ここは正直にお伝えしておきたい部分です。ブログは万能ではありません。証明できる範囲と、できない範囲があります。

ブログが証明できるのは、先ほど挙げた継続力・言語化力・運営理解です。一方でデザインスキルそのものは、ブログでは証明できません。既製テーマを使っている以上、そこは評価対象になりにくい。「ブログがあるからポートフォリオは要らない」とは、残念ながらならないんです。

📝 ブログとポートフォリオの役割の違い
  • ポートフォリオ=デザインスキルと意図の証明(必須)
  • ブログ=働き方・継続力・言語化力の証明(あると強い補強)

もう一つ、運営者としての実感も添えておきます。ブログは成果が出るまでに時間がかかります。私自身、10年以上運営してきて、書けばすぐ読まれるということはまずありませんでした。「ブログで稼ぐ」ような話を目的にするとしんどくなるので、あくまで転職の補強材料と割り切ったほうが、結果的に続けやすいと思います。

ポートフォリオサイトとブログ、どちらを先に作るべきか

ここまで読んで、「じゃあどっちを優先すべき?」と思った方も多いはずです。答えははっきりしています。迷ったらポートフォリオサイトが先です

理由はシンプルで、選考で必ず求められるのはポートフォリオのほうだから。ブログは「あると強い」ものであって、「ないと通らない」ものではありません。順番を間違えると、肝心の作品が間に合わなくなります。

おすすめは、同じサーバーにポートフォリオサイトを作り、その中でブログも動かす形です。WordPressなら一つの環境で両方まかなえますし、「自分でサイトを構築して運用している」という事実そのものが、面接で話せる材料になります。

📌 関連記事:Webデザイナーのポートフォリオサイトの作り方|WordPressで公開する手順を採用担当が解説 — まずこちらから着手するのが確実です。

ブログを始めるなら|最低限そろえる環境

WordPressでブログを始めるには、レンタルサーバーと独自ドメインが必要です。無料ブログサービスでも書けますが、「自分で環境を用意して運用した」という経験が評価されるので、転職の補強を狙うなら自分で立てるほうが意味があります。

費用は月1,000円前後から。正直、安くはありません。ただ、ポートフォリオサイトと同じサーバーで動かせるので、どのみち必要になる出費だと考えると納得しやすいと思います。私も同じ構成で運用しています。

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サーバー選びで迷う場合は、2択に絞って比較した記事もあります。

📌 関連記事:ConoHa WINGとロリポップ、ポートフォリオ用途ならどっち?採用担当が選び方を整理 — 用途を絞って2社を比較しています。

よくある質問

Q:ブログがあれば、ポートフォリオはなくても大丈夫ですか?

A:残念ながら、それは難しいです。ブログは既製テーマを使うためデザインスキルの証明にならず、選考で求められるのはポートフォリオのほうです。ブログは「あると強い補強」と考えて、作品制作を優先してください。

Q:記事は何本くらいあれば評価されますか?

A:本数の基準はありません。それより「止まっていないこと」と「語れること」が大事です。月1本でも続いていて、なぜ書いたかを説明できれば十分に伝わります。逆に30本あっても更新が止まっていると、続かない人に見えてしまいます。

Q:note や無料ブログサービスでも評価されますか?

A:書いている中身は同じように評価されます。ただ「自分で環境を構築して運用した」という部分は証明できません。転職の補強を狙うなら、WordPressを自分で立てるほうが話せる材料が増えます。

Q:ブログのアクセス数は面接で聞かれますか?

A:数字そのものを厳しく見ることは少ないです。それより「反応を見て何を変えたか」を聞きます。アクセスが少なくても、改善しようと動いた過程を話せれば、それが評価につながります。

まとめ:ブログは「続けて、語れる」なら武器になる

AKIAKI

ブログは即効性のある武器ではありません。でも、続けている人にはちゃんと効きます。焦らず、作品づくりと並行して育てていけば十分です。

📝 この記事の要点
  • ブログは「作品」ではなく、継続力・言語化力・運営理解の「証拠」として評価される
  • 効くのは「なぜ書いたか」「どう改善したか」を語れる人。日記の延長では伝わりにくい
  • デザインスキルの証明はできないので、ポートフォリオの代わりにはならない
  • 優先順位はポートフォリオが先。同じサーバーで両方動かすのが効率的

もしすでにブログを書いているなら、その時間は無駄になっていません。今日できるのは、過去の記事を1本開いて「なぜこれを書いたか」を一言でまとめてみること。それだけで、面接で話せる材料が一つ増えます。小さく続けていきましょう。

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