Webデザインスクールで後悔した人の7パターン|採用担当が面接で聞いた実話


スクール、高い買い物だから…入って後悔したらどうしよう。

「意味なかった」って口コミもあって、正直こわい…
AKIその不安、よくわかります。採用担当として面接で「入って後悔した」という声を何度も聞いてきました。パターンがあるので、そのまま共有しますね。
Webデザインスクールは、安いものでも十数万円、高ければ50万円近くする買い物です。だからこそ「入って後悔したくない」と思うのは当然だと思います。
私はWebデザイナーとして10年以上、そのうち採用面接に関わってきたのが5年ほどです。応募者の中にはスクール卒の方も多く、面接の雑談で「正直、あのスクールは失敗だったかも」という本音を聞くことが、思っていたより多いんです。
この記事では、そうやって面接で実際に聞いてきた「後悔した理由」を7つのパターンに整理しました。誰かを責めるためではなく、これから選ぶ人が同じ後悔をしないための材料として読んでもらえたらうれしいです。最後に、契約前に確認しておくといい視点もまとめています。
- 1. なぜ「後悔した」という声を面接で聞くのか
- 2. パターン1:転職保証の条件を満たせず、自己都合扱いになった
- 3. パターン2:ポートフォリオがテンプレ感丸出しで、書類選考が通らなかった
- 4. パターン3:カリキュラムが広く浅く、現場で通用しなかった
- 5. パターン4:料金の安さだけで選び、サポートが手薄で挫折した
- 6. パターン5:独学でも学べる内容に、高いお金を払ってしまった
- 7. パターン6:「就職支援あり」だけで選び、ミスマッチな会社に決まった
- 8. パターン7:副業目的だったが、営業力が足りず仕事が取れなかった
- 9. 後悔しないために、契約前に確認すべきこと
- 10. よくある質問
- 11. まとめ:後悔は「入る前の確認」でほとんど防げる
なぜ「後悔した」という声を面接で聞くのか
先に、少しだけ前提の話をさせてください。スクールそのものが悪い、という話ではありません。同じスクールを出ても「行ってよかった」と言う人と「後悔している」と言う人の両方がいます。後悔の多くは、スクールの良し悪しより「選び方・使い方」とのミスマッチから生まれている、というのが私の実感です。
面接という場は、応募者が少し気を許すと本音がこぼれる場所でもあります。志望動機を話すうちに「本当はスクールで思ったほど伸びなくて…」と漏れる。そういう瞬間に聞いた声を集めると、不思議と似たパターンに集約されていきました。ここから、その7つを順に見ていきます。
パターン1:転職保証の条件を満たせず、自己都合扱いになった
いちばん多いのがこれです。「転職保証があるから安心だと思った」のに、いざ蓋を開けると保証の適用条件を満たせず、結局は自力で転職活動をすることになった、というケース。
保証には必ず細かい条件があります。年齢の上限、指定エリアへの通勤、紹介された求人を断らないこと、課題の提出期限を守ること――。このどれか一つを外れただけで「自己都合」と見なされ、返金も受けられない。契約前に条件の全文を読んでいれば防げたのに、という後悔をよく聞きます。
AKI採用する側から見ると、「保証があるから」という理由で応募してきた人は、志望動機が薄く映ってしまうこともあります。保証は使い方次第だな、と感じます。
📌 関連記事:Webデザインスクールの転職保証、条件の落とし穴|採用担当の正直な見方 — 保証の条件をどう読めばいいか、契約前のチェック視点をまとめています。
パターン2:ポートフォリオがテンプレ感丸出しで、書類選考が通らなかった
「カリキュラムはこなした。作品も作った。なのに書類で落ち続ける」。これも本当によく聞く後悔です。原因の多くは、ポートフォリオがスクールの課題そのままで、他の卒業生と見分けがつかないことにあります。
採用側として正直に言うと、同じスクールの応募者が続くと、作品の雰囲気が似すぎていて記憶に残らないことがあります。完成度が低いという話ではなく、「考えた跡」が見えないと、上手くても印象に残らないんです。自主制作が1本あるだけで、面接で話せることが一気に増えます。
- なぜそのデザインにしたかを言語化できているか
- 課題だけでなく自主制作が1本でもあるか
- 上手さより「試行錯誤の跡」が見えるか
📌 関連記事:卒業生ポートフォリオを入会前に見せてもらう方法|採用担当の見抜き方 — 入る前に卒業生の作品を見せてもらうと、テンプレ量産型のスクールかどうかが分かります。
パターン3:カリキュラムが広く浅く、現場で通用しなかった
「デザインもコーディングもマーケも動画も学べます」とうたうスクールに惹かれて入ったものの、どれも入り口だけで、いざ現場に出たら何も武器にならなかった――という後悔もあります。
幅広く触れること自体は悪くありません。ただ、未経験からの最初の一歩としては、「一つのことを仕事になるレベルまで深めた」経験のほうが評価されやすい、というのが現場の感覚です。入社後に伸びる人を見ていても、広さより「一つを深掘りした経験の有無」で差が出ることが多いように思います。
パターン4:料金の安さだけで選び、サポートが手薄で挫折した
逆に、料金の安さだけで選んで後悔するケースもあります。「動画を見るだけ」「質問しても返信が遅い」「添削がない」といった環境で、モチベーションが続かず途中でやめてしまった、という声です。
安いこと自体は、独学に近い自走ができる人にとってはむしろ賢い選択です。ただ、「一人だと続かないタイプ」の人が価格だけで選ぶと、伴走の薄さが挫折につながりやすい。自分がどちらのタイプかを先に見極めておくことが、この後悔を避ける鍵だと思います。伴走型を選ぶなら、カウンセリングでサポート体制を具体的に確認しておくと安心です。

パターン5:独学でも学べる内容に、高いお金を払ってしまった
「入ってみたら、内容の多くはYouTubeや書籍でも学べるものだった」。これも後悔として聞くことがあります。特に、もともと自分で調べて進められるタイプの人ほど、この感覚になりやすいようです。
ここは難しいところで、独学で足りる人にとっては割高でも、続かない人にとってはお金を払って環境を買う価値がある。つまり「情報そのもの」ではなく「強制力・添削・質問できる相手」にお金を払っていると考えると、判断がぶれにくくなります。自分が独学で走れるタイプかどうか、正直に見積もっておきたいところです。
📌 関連記事:Webデザイナーになるには独学とスクールどっちがいい?転職経験者が実体験で徹底解説 — 独学とスクール、自分にどちらが向くかを整理しています。
コストを抑えて自走したいタイプなら、買い切りで実務課題ベースのコースを選ぶ手もあります。

パターン6:「就職支援あり」だけで選び、ミスマッチな会社に決まった
「就職支援があるから」と選んだものの、紹介されたのが希望と違う職種・条件で、入社してすぐ辞めたくなった――という後悔もあります。就職支援と一口に言っても、その中身はスクールによって大きく違います。
提携している企業の求人を紹介するだけのところもあれば、応募書類の添削や面接対策まで踏み込むところもある。「支援あり」の一言を鵜呑みにせず、どこまで面倒を見てくれるのかを具体的に聞くことが大切です。採用側から見ても、スクールの紹介枠で入った人が、会社選びの軸を持てないまま入社しているケースは少なくありません。
不安なら、スクールの支援だけに頼らず、転職エージェントのように客観的に会社を見てくれる第三者を並行して使うのも一つの手です。
パターン7:副業目的だったが、営業力が足りず仕事が取れなかった
最後は、副業や在宅ワークを目的に入ったのに、卒業後に仕事が取れず「スキルは身についたのに稼げない」と感じたパターンです。
これは正直、私自身も一次情報として断言はできない領域です。ただ面接や周囲の話から見えてくるのは、デザインのスキルと、仕事を取る力(営業・提案・見積もり)は別物だということ。スクールがどこまで「案件の取り方」までフォローするのかを、入る前に確認しておくと、このギャップは小さくできると思います。
後悔しないために、契約前に確認すべきこと
AKI7つのパターンを裏返すと、契約前にやるべきことが見えてきます。難しいことではありません。
ここまでの7パターンは、いずれも「入る前に一つ確認していれば防げた」ものばかりでした。裏返せば、次の3つを済ませておくだけで、後悔の多くは避けられます。
- 保証・支援の条件を全文読む——「あり」の一言で判断しない
- 卒業生の実際のポートフォリオを見せてもらう——テンプレ量産型でないか確認する
- 自分が「伴走が要るタイプ」か「自走できるタイプ」かを見極める——そのうえで料金と照らす
この3つは、無料カウンセリングの場でそのまま聞けます。何を聞けばいいか迷うなら、質問リストを用意しておくと、当日その場の雰囲気に流されずに済みます。
📌 関連記事:スクールの無料カウンセリングで聞くべき10の質問|採用担当目線で作成 — 当日そのまま使える質問リストです。営業トークの見抜き方も添えています。
よくある質問
Q:スクールに行くこと自体が後悔のもとになるのでしょうか?
A:そうは思いません。同じスクールでも「行ってよかった」という人はたくさんいます。後悔の多くはスクールの良し悪しより、選び方や使い方とのミスマッチから生まれています。事前の確認で避けられる部分が大きいです。
Q:転職保証があれば、とりあえず安心と考えていいですか?
A:条件次第です。年齢上限や通勤エリア、求人を断らないことなど、細かい適用条件があります。この一つを外れると自己都合扱いになることも。契約前に条件の全文を読むことをおすすめします。
Q:安いスクールは、やめておいたほうがいいですか?
A:一概には言えません。自分で調べながら進められるタイプなら、安いスクールはむしろ賢い選択です。逆に一人だと続きにくいタイプが価格だけで選ぶと、サポートの薄さが挫折につながりやすいです。自分のタイプを先に見極めるのが大切です。
Q:後悔したという口コミが多いスクールは避けるべきですか?
A:口コミは参考になりますが、書いた人と自分のタイプが違うこともあります。「なぜ後悔したのか」の理由まで読むと、それが自分にも当てはまるかを判断できます。理由が今回の7パターンに近いなら、事前確認で回避できる可能性が高いです。
まとめ:後悔は「入る前の確認」でほとんど防げる
AKI7つのパターンを見てきましたが、共通しているのは「入る前に一つ確認していれば防げた」ということ。完璧に選ぼうとしなくて大丈夫です。
- 後悔の多くはスクールの良し悪しより「選び方・使い方」とのミスマッチから生まれる
- 保証・支援は「あり」の一言で判断せず、条件の全文を読む
- 卒業生の実物ポートフォリオを見て、テンプレ量産型でないか確かめる
- 自分が「伴走が要るタイプ」か「自走できるタイプ」かを見極めてから料金と照らす
後悔しないスクール選びに、特別な才能はいりません。今日できるのは、気になっているスクールの無料カウンセリングを一つ予約して、この記事の3つの確認事項をぶつけてみることです。その一歩だけで、7つの後悔のほとんどは遠ざかります。小さく動いてみてください。
📌 関連記事:【2026年】Webデザインスクール比較おすすめ12選|転職経験者が徹底評価 — 判断軸ごとに各スクールを比較しています。候補を絞り込む起点にどうぞ。


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