未経験Webデザイナーの職務経歴書の書き方|採用担当が通す書類のポイントと例文

転職・キャリア

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未経験だと、職務経歴書に書くことが何もない気がする…

前職と全然違う仕事だから、どうアピールすればいいのか分からない…

AKIAKI

採用担当として何枚も職務経歴書を読んできた立場から、未経験でも「通る書き方」を例文つきで正直に整理しますね。

未経験からWebデザイナーへ転職するとき、職務経歴書で手が止まる人は多いと思います。「実務経験がないのに、何を書けばいいの?」——その不安、よく分かります。前職が全然違う仕事だと、なおさらですよね。

この記事では、採用担当として職務経歴書を読んできた経験から、未経験でも評価される書き方を、構成・項目別の例文・NG例まで整理します。結論を先に言うと、未経験の職務経歴書は「実績の量」ではなく「前職とデザインのつながり」で読まれます。

この記事を書いた人
AKI

全くの未経験から独学とスクールを経てWebデザイナーへ転職。その後Webデザイナー・Webディレクターとして働き、現在は本ブログの運営やWebサイト制作を通じてデザインに携わる。IT業界経験20年以上。

採用担当は職務経歴書のどこを見ているか

未経験者の職務経歴書を読むとき、採用担当が確認しているのは「華やかな経歴」ではありません。見ているのは、前職の経験がデザインにどうつながるか、そして本気で学んできた行動があるか、の2つです。

未経験を採用するのは会社にとってもリスクがあります。だからこそ「この人は伸びそうか」「すぐ辞めないか」を、書類の中身から読み取ろうとします。実務経験がないのは前提として分かっているので、そこを引け目に感じる必要はありません。むしろ、前職の経験を自分の言葉でデザインに結びつけられているかのほうを、私はよく見ていました。

AKIAKI

「未経験です、頑張ります」だけの書類は、正直いちばん印象に残りません。経験と学びを具体で書けている人が通ります。

未経験Webデザイナーの職務経歴書・基本構成

まずは全体の型を押さえましょう。未経験者は「職務要約→職務経歴→活かせる経験・スキル→自己PR」の順で組み立てると、伝わりやすくなります。

全体の構成(4ブロック)

✅ 未経験職務経歴書の基本構成

  1. 職務要約:これまでの経歴とWebデザインへの方向性を3〜4行で
  2. 職務経歴:前職の業務内容・実績を時系列で(数字があれば入れる)
  3. 活かせる経験・スキル:前職の経験をデザイン目線で言い換える
  4. 自己PR:学習の行動・継続・ポートフォリオへの言及

学習歴・ポートフォリオはどこに書く?

独学やスクールでの学習歴は、自己PRの中で具体的に触れるのが自然です。「Photoshopとコーディングを独学で半年」より、「平日1時間・休日3時間を半年続け、LPを5本制作」のように行動量で書くと説得力が出ます。ポートフォリオはURLを職務経歴書にも記載し、別途用意した本体で見てもらう流れにします。

項目別の書き方と例文

ここからが本体です。未経験でも、前職の経験は必ず「デザインに使える強み」に言い換えられます。項目ごとに例文つきで見ていきましょう。

職務要約(冒頭3〜4行で要点を)

職務要約は、採用担当が最初に読む部分です。経歴の要点と、なぜWebデザインへ進むのかの方向性を簡潔に書きます。

📝 職務要約の例文
  • 「アパレル販売職として5年間、店舗運営とPOP・SNS投稿の制作を担当。お客様目線で伝わる見せ方を工夫する中でWebデザインに関心を持ち、独学とスクールでデザイン・コーディングを習得しました。販売で培った『伝える力』を、Web制作で活かしたいと考えています。」

活かせる経験・スキル(前職別の言い換え例)

前職が異業種でも、デザインに通じる経験は必ずあります。下のように言い換えると、未経験でも「使える人材」として伝わります。

📝 前職別・言い換えの例
  • 営業:相手の要望を引き出すヒアリング力 → クライアントの意図を汲んだ制作に活かせる
  • 事務:正確な作業と納期管理 → 細部のミスを防ぐ制作進行に活かせる
  • 接客・販売:相手目線で伝える工夫 → ユーザー視点のデザインに活かせる

自己PR(学習の行動と継続を具体で)

自己PRでは、やる気を語るより「やってきた行動」を書きます。継続できる人だと伝わると、採用側は安心します。

📝 自己PRの例文
  • 「現職と並行して、平日1時間・休日3時間の学習を半年間継続しました。独学でHTML/CSSを学び、その後スクールでデザインの基礎を習得。学んだ内容を形にするためにLPを5本制作し、ポートフォリオにまとめています。学びを止めずに続けられる点が、自分の強みだと考えています。」

志望動機の書き方は別の記事で詳しくまとめているので、あわせて準備するとスムーズです。

📌 関連記事:志望動機もセットで準備 → 未経験Webデザイナーの志望動機の書き方・例文

やりがちなNGと改善(採用側がマイナスに感じる書き方)

最後に、未経験者の職務経歴書でよく見かける惜しいパターンを挙げます。批判ではなく、少し直すだけで通過率が上がるポイントとして読んでください。

⚠️ もったいない書き方

  • 「やる気・熱意」だけで終わる:行動の事実がないと言葉が軽く見える
  • スキルを盛る:面接で深掘りされて崩れる。等身大で書く
  • 前職の業務をそのまま羅列:デザインへのつながりに言い換える
  • 全社で同じ内容を使い回す:志望先に合わせて自己PRを微調整する

とはいえ、書類を自分一人で客観視するのは難しいものです。「これで伝わるか不安」というときは、転職エージェントの書類添削を使うのも手です。第三者の視点で、採用担当に響く書き方をチェックしてもらえます。登録も添削も無料なので、書き上げたあとの仕上げとして頼ってみてもいいと思います。

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よくある質問

Q:実務経験ゼロの場合、経歴の欄はどう埋めればいい?

A:前職の業務経歴をそのまま書いて構いません。そのうえで「活かせる経験・スキル」と「自己PR」でデザイン学習の行動を具体的に書けば、未経験でも中身のある書類になります。空欄を恐れず、今ある材料で埋めましょう。

Q:職務経歴書とポートフォリオ、どちらが大事ですか?

A:未経験のWebデザイナー採用では、正直ポートフォリオの比重が大きいです。ただ職務経歴書は「人物像と本気度」を伝える役割があり、両方そろって初めて説得力が出ます。書類で興味を持ってもらい、作品で実力を見せる、という関係です。

Q:手書きとデータ、フォーマットはどうすればいい?

A:Web業界はデータ提出が基本です。WordやPDFで作成し、PDFで送るのが無難です。Webデザイナー志望なら、レイアウトの見やすさや誤字のなさも地味に見られています。凝りすぎず、読みやすさを優先しましょう。

Q:転職回数が多い・ブランクがある場合はどう書けば?

A:隠さず書いたうえで、各経験から得たものを一言添えると印象が変わります。ブランク中に学習していたなら、それも立派な行動です。採用側は回数そのものより「一貫性と前向きさ」を見ているので、つながりを意識して書きましょう。

まとめ:まず前職の棚卸しから始める

AKIAKI

未経験でも、書くことは必ずあります。前職の経験を「デザインにどうつながるか」で見直すところから始めてみてください。

📝 この記事のまとめ
  • 採用担当は経歴より"つながり"を見る:前職とデザインの接点・学習の行動が評価される
  • 構成は4ブロック:職務要約→職務経歴→活かせる経験・スキル→自己PR
  • 前職の経験は必ず言い換えられる:やる気より「やってきた行動」を具体で書く

職務経歴書は、いきなり完成形を目指すと手が止まります。まずは前職でやってきたことを箇条書きで棚卸しして、その中から「デザインに使えそうな経験」を拾うところから始めれば十分です。空欄が怖くなくなってきたら、もう半分は書けています。焦らず、自分の経験を信じて言葉にしてみてください。

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