Webデザイナーの仕事の流れ|未経験が知っておくべき現場のリアル

転職・キャリア

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Webデザイナーって、実際にどんな仕事の流れでやってるんだろう…

案件って、最初から最後まで一人でやるの?

AKIAKI

Webデザイナーの仕事は「5つのフェーズ」で動いています。それぞれに現場ならではのポイントがあるので、正直に話しますね。

「Webデザイナーって、どんな流れで仕事をするんだろう」と気になっているあなたの気持ち、よくわかります。

スクール選びや転職を考えるとき、「実際の仕事がイメージできない」という不安は多いです。採用担当として面接してきた経験から言うと、仕事の流れをちゃんと理解している未経験者と、なんとなくしか知らない未経験者では、面接での説得力がまったく違います。

この記事では、Webデザイナー歴10年以上の私が、ヒアリングから納品・運用まで、現場で実際に経験してきた工程をすべてまとめました。案件を受ける前に知っておきたいことも、正直に書いています。

この記事を書いた人
AKI

全くの未経験から独学とスクールを経てWebデザイナーへ転職。その後Webデザイナー・Webディレクターとして働き、現在は本ブログの運営やWebサイト制作を通じてデザインに携わる。IT業界経験20年以上。

Webデザイナーの仕事は「5つのフェーズ」で動く

Webデザイナーの仕事は、大きく5つのフェーズで進みます。それぞれが独立しているようで、実はつながっています。前のフェーズで手を抜くと、後のフェーズで必ずしわ寄せが来る——というのが現場の実感です。

📋 5つのフェーズ一覧

  1. ヒアリング・要件定義:クライアントの要望を整理する
  2. サイト設計・ワイヤーフレーム:構成と骨格を設計する
  3. デザイン制作:ビジュアルを作り込む
  4. コーディング・テスト:動くWebサイトに実装する
  5. 納品・運用・保守:公開後も関わり続ける

会社によってはフェーズごとに担当が分かれることもありますが、小規模の制作会社やフリーランスは、基本的に一人でこのすべてを担います。未経験のうちは「どこまでやればいいの?」と戸惑うかもしれないので、最初に全体像を掴んでおくことが大切です。

フェーズ1:ヒアリング・要件定義(ここで案件の8割が決まる)

最初のフェーズは、クライアントの話を聞くことです。シンプルに聞こえますが、ここが最も重要で、最も難しい工程でもあります。

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今振り返ると、駆け出しのころは「聞くのが怖くて」曖昧なまま進めてしまったことが何度もありました。そのたびに後工程でやり直しが発生して、本当に時間をムダにしました。

クライアントから確認すべき5つの軸

ヒアリングで最低限押さえておきたい内容は以下の5つです。これを最初に整理できているかどうかで、後の工程のスムーズさがまるで変わります。

💡 ヒアリングの5つの軸

  1. 目的:サイトを作る目的は何か(集客・採用・ブランディングなど)
  2. ターゲット:誰に見てもらいたいか(年代・職業・ニーズ)
  3. 機能・ページ構成:必要なページ数と機能(フォーム・EC・ブログ等)
  4. デザインのイメージ:参考サイト・雰囲気・NGな要素
  5. 予算と納期:どのくらいかけられるか・いつまでに必要か

要件定義書はなぜ必要か

ヒアリングで得た情報をまとめたものが「要件定義書」です。これが後でドラブルを防ぐための保険になります。

口頭でのやり取りだけで進めると、「そんなこと頼んでいない」「もっとこうしてほしかった」という認識のズレが必ず起きます。特に修正が発生したとき、「最初の合意の内容」を書面で確認できるかどうかが重要になります。未経験のうちほど、ドキュメントを残す習慣をつけておくことを強くすすめます。

フェーズ2:サイト設計・ワイヤーフレーム

ヒアリングが終わったら、サイトの「骨格」を作ります。デザインを作る前に、情報の配置と流れを整理するフェーズです。

情報整理とサイトマップ

まずサイト全体の構成(サイトマップ)を設計します。「どのページに何を載せるか」「ユーザーはどんな順番でページを移動するか」を考えながら、ページの一覧と階層を整理します。

このとき意識すべきなのは、「作り手の都合」ではなく「ユーザーの動線」です。見てほしいページに自然にたどり着けるか、迷わず目的のページに行けるか——この視点で構成を設計します。

ワイヤーフレームの作り方と注意点

ワイヤーフレームは、各ページのレイアウトを「ざっくり」可視化したものです。色やフォントは入れず、「どこに何を置くか」だけを決めます。ツールはFigmaが現在の主流です。

📌 関連記事:Figma超入門|Webデザインで使い始めるための基本を解説

ワイヤーフレームを作る最大の理由は、「クライアントとのすり合わせ」です。デザインを作ってからの大幅な構成変更は時間がかかります。ワイヤーフレームの段階で認識を合わせておくことで、デザイン制作をスムーズに進められます。

フェーズ3:デザイン制作(実はここより前が重要)

ワイヤーフレームが固まったら、いよいよデザインの制作に入ります。Webデザイナーと聞いて多くの人がイメージするのがこの工程だと思いますが、正直、「前のフェーズをしっかりやっておけば、デザインは比較的スムーズ」というのが現場の実感です。

デザインコンセプトの決め方

デザイン制作の最初は、方向性を決めることです。ターゲット層に合った配色・フォント・全体の雰囲気を決めます。参考サイトを3〜5件集めて「こういう感じにしたい」をクライアントと共有するのが一般的な進め方です。

このステップをすっ飗ばしてデザインを作り始めると、出来上がりを見せたときに「なんか違う」と言われる可能性が高くなります。方向性の確認は、一手間に見えて後の大幅な手戻りを防ぐ重要なステップです。

修正は何回まで?現場での現実

デザインが完成したら、クライアントに確認してもらいフィードバックを受けます。ここで現実的な話をしておくと、修正は必ず発生します。「一発OK」は滅多にありません。

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「修正無制限」で受けてしまって、10回以上修正が続いたことがあります。正直しんどかったし、もったいなかった。今は必ず「修正は○回まで」を最初に契約書に入れるようにしています。

フリーランスや副業で案件を受ける場合は、事前に修正回数のルールを決めておくことが大切です。「何回でも修正します」という姿勢は親切に見えて、実は自分の首を絞めることになります。

フェーズ4:コーディング・テスト

デザインが確定したら、それをWebサイトとして動く形に実装するのがコーディングです。HTML・CSS・JavaScriptを使って、デザインデータを実際のページに落とし込みます。

使う言語と担当範囲

Webデザイナーが担うコーディングの基本はHTML/CSSです。JavaScriptについては「基本的な動き(アニメーション・スクロール効果)は書ける」「本格的なプログラムはエンジニアに依頼する」という分担が現場では多いです。

📋 コーディング担当範囲の目安

  1. HTML/CSS:Webデザイナーの必須スキル。マークアップ・レイアウト・レスポンシブ対応
  2. JavaScript(基礎):スクロールアニメーション・ハンバーガーメニューなど
  3. JavaScript(応用)・バックエンド:エンジニアと分業、またはWordPress等CMSで対応

📌 関連記事:初心者でもわかる!HTML/CSSの基礎

テスト・デバッグで見るべきポイント

コーディングが終わったら、さまざまな環境で動作確認をします。ブラウザ(Chrome・Safari・Firefox)やデバイス(PC・スマートフォン・タブレット)ごとに表示が崩れていないかを確認し、問題があれば修正します。

特にスマートフォンでの表示確認は必須です。現在のWebサイトへのアクセスの半分以上がスマートフォンからというケースが多く、PC表示だけ綺麗でもクライアントには喜んでもらえません。

📌 関連記事:レスポンシブデザインとは?初心者向けに基本と実装のポイントを解説

フェーズ5:納品・運用・保守(作って終わりではない)

テストが完了したらいよいよ納品です。ただ、多くの場合「納品で終わり」ではなく、公開後の運用・保守も仕事の一部になります。

納品時に渡すもの

制作物の納品形式はプロジェクトによって異なりますが、一般的に渡す内容は以下の通りです。

  • 公開済みWebサイトのURL(サーバー・ドメインはクライアント手配の場合も多い)
  • デザインデータ(FigmaファイルURLまたはPSD・AI形式)
  • ソースコードのファイル一式(WordPressの場合はテーマ・プラグイン情報)
  • 管理画面のアカウント情報(WordPressのログインID等)

保守・運用の重要性と継続案件

公開後も定期的なセキュリティアップデート・コンテンツ更新・アクセス解析のレポートなどで継続して関わるケースがあります。これが「保守・運用契約」です。

月額で安定した収入になるため、フリーランスにとっては特に重要な収益源になります。最初の納品をしっかり仕上げることで、継続依頼につながることも多いです。

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「作って終わり」ではなく、長く付き合えるクライアントを持てると、フリーランスとしての土台が安定します。そのためにも、最初の仕事の質と誠実さが大事だと実感しています。

副業・フリーランスとしてスキルを出品したい場合は、ココナラ(スキルマーケット)が最初の入り口として使いやすいです。「バナー1枚制作します」「ランディングページのデザインをします」など、自分のできる範囲でサービスを出品して、実績を積んでいく方法があります。

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未経験が最初の案件を取るには

流れはわかった。でも「実際に仕事をどうやって取ればいいの?」という疑問が出てくると思います。未経験・副業スタートの段階で現実的な選択肢は、クラウドソーシングサービスを使うことです。

ポートフォリオを作ったけど、どこに営業すればいいかわからない…

最初の1件は、誰でも難しいです。実績がないと応募しにくい、応募しないと実績ができない——という状況になりやすい。だから最初は単価より「経験を積むこと」を優先して、低単価でも受けてみる判断が現実的です。

クラウドワークスは案件数が多く、初心者向けの小規模案件も探せます。「バナー作成」「LP一部修正」など、範囲の小さな仕事から始めるのが実績を作りやすいです。

📌 関連記事:WebデザイナーがフリーランスになるためのSTEP|案件の取り方・単価・現実を正直に書きました

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📌 関連記事:WebデザイナーとWebディレクターの違いを徹底比較!自分に合った仕事を選ぶ方法 — デザイナーとディレクターの違いはこちら

よくある質問

Q:5つのフェーズを全部一人でやるのですか?

A:会社の規模や体制によって異なります。大手の制作会社では、ディレクター・デザイナー・ンーダーが分業するケースが多いです。一方、小規模な制作会社やフリーランスでは、1人で5フェーズすべてを担うことが一般的です。スクール卒業後すぐにフリーランスを目指す場合は、全フェーズを一通り学んでおくことをすすめます。

Q:制作期間はどのくらいかかりますか?

A:ページ数や規模によって大きく異なります。シンプルなコーポレートサイト(5〜10ページ)で1〜2ヶ月、ECサイトや大規模サイトになると3〜6ヶ月かかることもあります。フリーランスで最初に受ける小規模案件(バナー・LP1枚等)は、数日〜2週間程度が目安です。

Q:未経験でも最初の案件は取れますか?

A:取れます。ただし最初は単価が低いことを前提にしておくほうが現実的です。クラウドソーシングで小さな案件から始め、実績とポートフォリオを積み上げていく流れが一般的です。「最初から高単価」を目指すより「まず1件経験する」ことを優先すると、次の案件につながりやすくなります。

Q:フリーランスと会社員で仕事の流れは違いますか?

A:基本のフェーズは同じですが、フリーランスはヒアリングから納品・請求書発行まですべて一人で対応します。会社員は分業体制があるため、担当するフェーズが限定されることが多いです。また、フリーランスは修正回数や料金の交渉も自分で行うため、最初は戸惑うことも多いです。まず会社員として実務経験を積んでからフリーランスに移行するルートが、現場では多い印象です。

まとめ

AKIAKI

流れを知っているだけで、面接でも実際の仕事でも余裕が変わります。まず全体像を掴んでから、それぞれのフェーズを深掘りしていくのが確実な進め方だと思います。

📝 まとめ:Webデザイナーの仕事の流れ5フェーズ

  1. ヒアリング・要件定義:最初が肝心。曖昧なまま進めると後工程でしわ寄せが来る
  2. サイト設計・ワイヤーフレーム:ユーザー動線を考えた骨格設計。Figmaが現在の主流ツール
  3. デザイン制作:修正は必ず発生する。修正回数は事前にルール化しておく
  4. コーディング・テスト:HTML/CSS必須。スマートフォン表示の確認は特に重要
  5. 納品・運用・保守:作って終わりではない。継続案件がフリーランスの収益の土台になる

「仕事の流れはわかった、でも自分にできるのか不安」という人は、まずポートフォリオを1本作ることから始めてみてください。完璧じゃなくていいです。小さく動いてみることで、次のステップが見えてきます。

📌 関連記事:未経験Webデザイナーのポートフォリオの作り方|採用担当が採用したいと感じる内容と構成

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