AIで作ったポートフォリオは選考でバレる?採用担当が「どこまでOKか」を正直に解説


ポートフォリオ、AIツールでサクッと作っちゃダメなのかな…?

AIで作ったってバレたら、印象が悪くなりそうで不安…。
AKI正直に言うと、AIを使うこと自体はNGじゃありません。現場でも普通に使いますし。問題は「使い方」と「見せ方」なんです。そこを線引きしますね。
AIツールが当たり前になった今、「ポートフォリオもAIで作っていいのかな」「でもバレたら評価が下がるかも」と迷う——その気持ち、すごくよく分かります。ネットでも意見が割れていて、正解が見えにくいですよね。
この記事では、採用担当として5年間、何百件ものポートフォリオを見てきた立場から、「AIでポートフォリオを作るのは、選考でどこまで許されるのか」を正直に線引きします。先に結論を言うと、AIを使うこと自体は問題ではありません。むしろ現場では歓迎されます。本当に問題になるのは、「AIに作らせたものを、自分の実力として偽ること」です。ここを分けて考えれば、迷いはかなり消えるはずです。
採用担当はAI製ポートフォリオを見抜けるのか
まず、みんなが一番気にしているところから正直に答えます。「完璧に見抜けるか」と言われれば、正直、無理です。AIの精度は上がっていて、パッと見て「これはAIだ」と断定するのは難しくなっています。
ただ、「違和感」は残るんです。採用側として何百件も見ていると、テンプレをそのまま使った感じ、全部が同じ雰囲気でその人らしさが見えない感じは、意外と伝わってきます。そして決定的なのは面接です。作品について「なぜこの配色にしたんですか」「ここはどういう意図ですか」と深掘りしたとき、AIに任せきりだと答えが出てこない。そこで一気に崩れます。
つまり、「見抜けないから使っていい」わけではないということです。書類は通っても、面接で説明できなければ意味がありません。逆に言えば、面接で自分の言葉で説明できる状態なら、AIを使っていても何も問題にならない、ということでもあります。
セーフとアウトの線引き
では、具体的にどこまでがセーフで、どこからがアウトなのか。採用側の目線で整理すると、判断はけっこうシンプルです。
| AIの使い方 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| リサーチ・情報整理・アイデア出し | ✅ セーフ | 道具として当然。現場でも使う |
| コードのエラー解決・説明文の推敲 | ✅ セーフ | 作業効率化。判断は自分がしている |
| デザインの大枠をAIに出させて自分で調整 | ⚠️ グレー | 「自分で判断した部分」を説明できるかが分かれ目 |
| AI生成物をそのまま自作として載せる | ❌ アウト | 実力の偽り。面接で崩れる |
| 作れないものを「作れる」と見せる | ❌ アウト | 入社後のミスマッチに直結 |
✅ セーフ:判断を自分がしている使い方
✅ 堂々と使っていいAIの使い方
- リサーチ・情報整理:参考事例集めやトレンド把握の下調べ
- アイデア出し・壁打ち:方向性を広げる相談相手として
- コード補助:エラー解決やコードの意味を理解する助けに
- 文章の推敲:作品の説明文や自己紹介を整える
これらは「最終的な判断を自分がしている」使い方です。採用側から見て、まったく問題ありません。むしろ効率よく調べて手を動かせる人は、現場で重宝されます。
⚠️ グレー:大枠をAIに任せる場合
デザイン案の大枠や構成をAIに出させて、それを土台に仕上げる——これはグレーゾーンです。悪いわけではありませんが、「どこを自分で判断して変えたか」を説明できるかどうかで評価が分かれます。説明できれば「AIを使いこなしている」、できなければ「AI任せ」に見えてしまいます。
❌ アウト:偽り・説明できないもの
⚠️ これはやめておいた方がいい
- AI生成物をそのまま「自分が考えて作った」と偽る:面接の深掘りで崩れる
- 中身を自分で説明できない作品を載せる:入社後に「できない」が露呈する
- 実際のスキル以上に盛る:ミスマッチ採用は本人も会社も不幸になる
アウトに共通するのは「偽り」です。採用は入社後の活躍を見込んで採るものなので、実力とかけ離れたポートフォリオは、通ったとしても入ってから苦しくなります。正直、それが一番もったいないパターンだと感じています。
採用側が本当に見ているのは「AIを使ったか」ではない
AKI「AIを使ったかどうか」を見ているわけじゃないんです。見ているのは、その人が自分で考えた跡があるか。ここは昔から変わりません。
採用担当としてポートフォリオを見るとき、正直なところ「何をどのツールで作ったか」より「なぜそうしたか」「どこまで自分で考えたか」を見ています。これはAIが登場する前からずっと同じです。AIはその判断を助ける道具にすぎません。
だから、AIを使っていても「ここは自分でこう判断した」と語れる人は、評価が下がりません。むしろAI時代に、道具を賢く使いながら自分の判断を乗せられる人は、これから現場で強い。逆に、AIに全部委ねて自分の考えが空っぽだと、ツールが何であれ見抜かれてしまう、というだけの話です。
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評価を下げないAIの使い方
ここまでを踏まえて、AIを使いながらポートフォリオの評価を下げない——むしろ上げる使い方をまとめます。ポイントは1つだけ、「面接で堂々と説明できる状態にしておく」ことです。
- どこをAIに任せ、どこを自分で判断したかを分けて記録する:制作中にメモしておく
- 「AIのたたき台→自分の判断」を言語化する:「ここはAIで案出し、この配色は自分で◯◯の理由で変えた」
- 説明文に「意図」を一言添える:誰向けに・何を狙って・どこを工夫したか
この状態にしておけば、面接で「AIを使いましたか?」と聞かれても、「はい、この工程で使いました。ただ、ここの判断は自分でしています」と正直に、かつ前向きに答えられます。隠すよりずっと印象がいいですし、道具を使いこなせる人だと伝わります。
採用担当として感じること
AIをめぐる議論は「使うべきか、使わざるべきか」の二択になりがちですが、採用の現場にいると、そこはもう論点ではなくなってきています。使う前提で、その上で自分の頭で考えられるか。見ているのはそこです。
だからAIを怖がって避ける必要はありません。むしろ積極的に使ってみて、「自分はここを任せて、ここは自分で決めた」と語れるようにしておく。それが、AI時代のポートフォリオで一番強い状態だと、今は感じています。正直に、自分の言葉で。それだけで十分です。
📌 関連記事:AIでWebデザインの仕事はどう変わる?未経験が今から目指して大丈夫かを現役視点で解説 — AI時代の働き方全体を知りたい方はこちら
よくある質問
Q:AIを使うと選考で不利になりますか?
A:使うこと自体で不利になることはありません。むしろ効率よく使いこなせる人は現場で歓迎されます。不利になるのは「全部AI任せで、自分で説明できない」場合だけです。判断を自分でしていれば問題ありません。
Q:面接でAIを使ったか聞かれますか?
A:直接聞かれないこともありますが、「なぜこう作ったか」を深掘りされることは多いです。そこで自分の判断を語れるかが本質なので、聞かれても正直に「この工程で使い、ここは自分で判断した」と答えられる準備をしておくと安心です。
Q:ポートフォリオにAIツール名を書くべきですか?
A:必須ではありません。ただ、使った工程と自分の判断を説明できるようにしておくと、誠実さが伝わって印象が良くなります。無理に隠すより、道具として自然に触れられる方がプラスです。
Q:ノーコードや生成AIで作った作品は評価されますか?
A:手段よりも「何を考えて作ったか」が見られます。ツールがノーコードでも生成AIでも、狙いと工夫を自分の言葉で説明できれば評価されます。逆に、ツールが高度でも意図を語れなければ弱く映ります。
まとめ
AKIAIは使っていい。大事なのは、自分の判断を乗せて、それを自分の言葉で語れること。それだけです。
- AIを使うこと自体はNGではない。問題は「AI製を自分の実力と偽ること」
- 採用側は完璧には見抜けないが、面接の深掘りで説明できないと崩れる
- セーフ=判断を自分がしている使い方/アウト=偽り・説明できない成果物
- 見られているのは「AIを使ったか」でなく「考えた跡・説明できるか」
- どこを任せ・どこを自分で判断したかを言語化できれば、AIは味方になる
AIをめぐって不安になる必要はありません。避けるより、賢く使って、自分の判断を乗せる。そして面接で正直に語れるようにしておく。それが、AI時代のポートフォリオで一番強い状態です。まずは今作っている作品の中で、「ここは自分でこう決めた」と言える部分を1つ、言葉にしてみるところから始めてみてください。
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