Webデザイナーのポートフォリオサイトの作り方|WordPressで公開する手順を採用担当が解説

ツール・制作環境

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作品はできたけど、これをどうやって"サイト"にして公開すればいいんだろう…

WordPressがいいって聞くけど、未経験の私に作れるのかな…

AKIAKI

サイトを10年以上運営して、採用担当としても何枚もポートフォリオを見てきました。作り方を、つまずかない順番で正直に整理しますね。

作品をいくつか作ってみたものの、「これをどうやって公開すればいいのか」で手が止まる——未経験のうちは、ここでつまずく人が本当に多いです。私自身もそうでしたし、その気持ちはよくわかります。

この記事では、ポートフォリオを「自分のサイト」として公開する手順を、WordPressを使う前提でやさしく整理します。先に結論を言うと、見せ方にはいくつか選択肢があり、迷うなら「サーバーを1つ決めて、その流れで作り始める」のが一番ラクで失敗しません。採用担当として見てきた立場から、公開後に何を見られるかも正直にお伝えします。

この記事を書いた人
AKI

全くの未経験から独学とスクールを経てWebデザイナーへ転職。その後Webデザイナー・Webディレクターとして働き、現在は本ブログの運営やWebサイト制作を通じてデザインに携わる。IT業界経験20年以上。

ポートフォリオの見せ方は3つ|WordPress・ノーコード・専用サービスの違い

まず大前提として、ポートフォリオの「見せ方」は1つではありません。大きく分けると、WordPressで自分のサイトを作る方法、STUDIOなどのノーコードツールで作る方法、Foriioのようなポートフォリオ専用サービスを使う方法の3つです。どれが正解ということはなく、目的によって向き不向きが変わります。

判断軸WordPressノーコード(STUDIO等)専用サービス(Foriio等)
手軽さ△ 準備はやや必要◎ すぐ作れる◎ 登録だけ
自由度・拡張性◎ 何でもできる○ 範囲内で自由△ 決まった枠内
独自ドメイン◎ 自分の住所で公開○ 有料で可△ サービス内URL中心
学習・実務につながるか◎ サーバー・CMS経験になる○ デザイン操作中心△ 学びは少なめ
費用の目安月1,000円前後無料〜有料無料〜有料

「とにかく早く1枚出したい」ならノーコードや専用サービスでも十分です。実際、まず公開して動き出すことのほうが、どの方法を選ぶかよりずっと大事だと思っています。そのうえで、長く育てる・転職の武器にするつもりなら、私はWordPressをおすすめしています。理由は次の採用視点のところで正直に話します。

採用担当として見ると、WordPress公開はどう映るか

採用担当として何枚もポートフォリオを見てきた立場から正直に言うと、どのツールで作ったかだけで合否が決まることはありません。中身がすべてです。ここは安心してください。

ただ、独自ドメインでWordPressを自分で立ち上げ、公開までやり切っている人を見ると「サーバーやドメインまわりも一通り触れるんだな」という印象は持ちます。実務ではサーバー周りに触れる場面も出てくるので、その経験があると、ちょっとだけ加点して見ることはあります。完成度そのものより、自分の手で公開までやり切った形跡を、私はよく見ています。

AKIAKI

ツール選びで悩むより、まず1つに決めて公開までやり切るほうが、結局いちばん評価につながると思います。

WordPressでポートフォリオサイトを作る全体像【4ステップ】

WordPressと聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、やることはシンプルです。大きく4ステップで、コードを書かなくても公開まで行けます。まず全体像をつかんでおくと、途中で迷子になりません。

✅ ポートフォリオ公開までの4ステップ

  1. サーバーとドメインを用意する(自分のサイトを置く場所と住所)
  2. WordPressを入れてテーマを決める(見た目の土台づくり)
  3. 作品・プロフィール・連絡先を載せる(中身づくり)
  4. 公開前チェックをして公開する(スマホ表示・リンク確認)

ここからは、この4ステップを1つずつ見ていきます。難しい言葉はできるだけ避けて説明するので、身構えなくて大丈夫です。

Step1:サーバーとドメインを用意する

WordPressでサイトを作るには、データを置く「レンタルサーバー」と、住所になる「独自ドメイン」が必要です。家に例えるなら、サーバーが土地、ドメインが住所、WordPressが建物のイメージです。初心者の方は、サーバーとドメインをまとめて契約できるプランを選ぶと、いちばんつまずきません。

最近のレンタルサーバーは、申し込みの流れの中でドメインも同時に取得でき、プランによってはドメイン代が無料になります。設定も自動でつながるので、初心者が悩みやすい「ドメインとサーバーの紐づけ」を自分でやらずに済みます。たとえば ConoHa WING の「WINGパック」は、サーバー契約中はドメインが無料で持てるので、別々に取るより結局おトクになりやすいです。

Webデザイナー ConoHa WINGの料金プランページ

\ サーバーとドメインをまとめて用意する /

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どのサーバーがいいか、ドメインの決め方をもう少し詳しく知りたい場合は、別記事で採用担当目線も交えて整理しています。あわせて判断材料にしてみてください。

📌 関連記事:サーバーの選び方 → ポートフォリオ用レンタルサーバー比較【採用担当目線】/ドメインの取り方 → 独自ドメインの取り方・選び方【初心者向け】

Step2:WordPressを入れてテーマを決める

サーバーを契約したら、次はWordPressを入れます。といっても、今のレンタルサーバーには「かんたんインストール」のような機能があり、画面の案内に沿ってボタンを押していくだけで、数分で導入できます。昔のように難しい設定を手作業でやる必要はありません。

WordPressが入ったら「テーマ」を選びます。テーマはサイトの見た目の土台です。ポートフォリオ用なら、表示が速くてスマホ対応(レスポンシブ)のシンプルなテーマを選ぶのが正解です。無料テーマでも十分きれいに作れます。最初から多機能で重いテーマを選ぶと、表示が遅くなったり設定で迷ったりしやすいので、まずは軽いものから始めるのがおすすめです。

テーマ選びでやりがちな失敗

⚠️ こんなテーマ選びは後悔しやすい

  • 多機能・高機能で選ぶ:使わない機能でサイトが重くなり、表示速度が落ちる
  • 見た目だけで選ぶ:デモは豪華でも、自分の作品が主役にならないことがある
  • 海外テーマで日本語が崩れる:フォントや余白が想定とズレて調整に時間がかかる

正直に言うと、私も昔は「とりあえず高機能なもの」を選んで、設定に何時間も溶かしたことがあります。テーマは作品を引き立てる脇役くらいに考えて、シンプルに選ぶのが結果的に近道だと感じています。

Step3:作品・プロフィール・連絡先を載せる

土台ができたら、いよいよ中身づくりです。ポートフォリオサイトに最低限そろえたいのは、次の4つです。あれもこれもと盛り込むより、この4つが見やすく整理されているほうが、採用側にとってはずっと好印象です。

📝 ポートフォリオサイトに載せる4要素
  • 作品一覧:サムネイルから1作品ずつ詳細に飛べる形にする
  • 各作品の説明:目的・担当範囲・工夫した点を1〜3行で添える
  • プロフィール:これまでの経歴・使えるツール・連絡可能な時間帯
  • 連絡先:問い合わせフォームかメール。応募側がすぐ動ける導線にする

このうち、採用担当がいちばん見ているのは「各作品の説明」です。きれいな成果物だけが並んでいても、何を考えて作ったかが伝わらないと評価しづらいんですよね。逆に、目的や担当範囲がひと言あるだけで、ぐっと印象が変わります。

「何作品載せればいいか」「説明文に何を書くか」といった中身の詰め方は、採用視点で別記事にまとめています。サイトの形ができたら、こちらで中身を磨いてみてください。

📌 関連記事:載せる中身を採用視点で詰める → Webデザイナーのポートフォリオの作り方【採用担当が見るポイント】

Step4:公開前チェックと「採用担当が見る」ポイント

中身がそろったら、公開前にざっと確認します。難しいことはなく、「スマホで見て崩れていないか」と「リンクがちゃんと飛ぶか」、この2つを押さえれば大きな失敗は防げます。

📝 公開前のチェックリスト
  • スマホで開いて、文字や画像が崩れていないか
  • 作品のリンク・問い合わせフォームがすべて正しく動くか
  • 画像が重すぎて表示が遅くなっていないか
  • 誤字・脱字、古い情報が残っていないか
  • URL(独自ドメイン)が応募書類に書ける形になっているか

採用担当として正直に言うと、私はまずスマホで開きます。今は応募書類のURLをスマホで確認することが多いので、そこで崩れていると「詰めが甘いな」と感じてしまうんです。表示速度も地味に大事で、開くのに時間がかかると、それだけで離脱されることもあります。最後の見直しは、つい飛ばしたくなるところですが、ここを丁寧にやる人は実際にあとで伸びます。

WordPressで作るメリット・デメリット(正直に)

WordPressをすすめてきましたが、もちろん向き不向きはあります。判断材料として、いい面と手間のかかる面を正直に並べておきます。

👍 WordPressで作るメリット
  • 独自ドメインで公開でき、URLが資産として積み上がる
  • レイアウトも機能も自由に拡張でき、長く育てられる
  • サーバー・CMSに触れた経験が、実務や面接で活きる
  • ブログを足してSEO集客や情報発信にもつなげられる
⚠️ WordPressのデメリット・注意点
  • サーバー・ドメインの月額費用がかかる(月1,000円前後)
  • 最初の準備は、ノーコードより少し手間がかかる
  • 更新やバックアップを自分で管理する必要がある

「まず1枚だけ早く出したい」なら、無理にWordPressにこだわらず、ノーコードで作って後から移ってもいいと思います。大事なのは、完璧な方法を探し続けるより、いったん公開して動き出すこと。手段はあとから変えられます。

📌 関連記事:採用担当が見るポートフォリオのNG・OK|未経験Webデザイナーが落ちる原因と直し方 ― 採用側の視点でポートフォリオをチェックしたい方はこちら

📌 関連記事:ConoHa WINGとロリポップ、ポートフォリオ用途ならどっち? — サーバーをどちらにするか迷ったら、2社に絞った比較はこちら

よくある質問

Q:WordPressのポートフォリオは無料で作れますか?

A:WordPressのソフト自体は無料ですが、公開にはレンタルサーバーとドメインが必要で、目安は月1,000円前後です。完全無料にこだわるならノーコードや専用サービスもありますが、独自ドメインで長く育てたいなら、この程度の費用はかける価値があると感じています。

Q:STUDIOなどのノーコードと、WordPressはどちらがいいですか?

A:手軽さ重視ならノーコード、自由度・資産性・学習効果を取るならWordPressです。とにかく早く1枚出したいならノーコードで始め、本格的に育てたくなったらWordPressに移る、という順でもまったく問題ありません。迷うなら、実務にもつながるWordPressをおすすめします。

Q:プログラミングができなくても作れますか?

A:作れます。テーマとブロックエディタを使えば、コードを書かずに公開まで進められます。もちろんHTML/CSSが分かるとカスタマイズの幅は広がりますが、最初の1サイトは知識ゼロでも問題ありません。触りながら少しずつ覚えていけば十分です。

Q:作品が少なくても公開していいですか?

A:大丈夫です。採用視点では数より質で、3〜5作品でも、目的や工夫が伝わるものなら十分に評価できます。完成を待ってから公開するより、まず出して、作品が増えるたびに更新していくほうが、サイトも自分の見せ方も育っていきます。

まとめ:完璧な1枚より、公開した1枚から始める

AKIAKI

完璧を目指して止まるより、まず公開して、あとから磨いていくほうが、結局いいポートフォリオになると思います。

📝 この記事のまとめ
  • 見せ方は3つ。手軽さ重視ならノーコード、長く育てるならWordPress
  • 手順は4ステップ。サーバー&ドメイン→WordPress&テーマ→中身→公開前チェック
  • 採用側が見るのは「公開までやり切った形跡」と作品の説明。まず出して更新で育てる

ポートフォリオサイトづくりは、突き詰めればいくらでも凝れます。でも最初の一歩としては、ここまで押さえておけば十分です。あれこれ比較して動けなくなるより、サーバーを1つ決めて、その流れで作り始める——そのくらいの軽さで大丈夫だと思います。まず小さく、自分のサイトを公開してみてください。

\ まずはサーバーを1つ決めて始める /

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