Webデザイナーの面接で採用担当が必ず聞く5つの質問|その狙いと答え方

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Webデザイナー面接で採用担当が聞く5つの質問を解説

もうすぐ面接なんだけど、何を聞かれるか分からなくて不安…

模範解答を暗記しても、深掘りされたら答えられる気がしない…

AKIAKI

面接で聞く質問は、実はだいたい決まっています。大事なのは質問そのものより「その裏で何を見ているか」。出題する側として、そこを正直に開けてみますね。

面接を控えていると、「何を聞かれるんだろう」という不安が一番大きいと思います。模範解答を探して暗記しても、少し深掘りされると崩れてしまう。その不安、よく分かります。

私はWebデザイナーとして働くかたわら、採用面接に5年ほど関わってきました。未経験の方を何人も面接してきて感じるのは、聞く質問は毎回だいたい同じだということ。そして、その質問の裏には必ず「見ている狙い」があります。

この記事では、採用担当が必ずと言っていいほど聞く5つの質問を、「なぜそれを聞くのか」という意図まで含めて公開します。狙いが分かれば、暗記ではなく自分の言葉で答えられるようになります。面接前の準備に使ってください。

この記事を書いた人
AKI

全くの未経験から独学とスクールを経てWebデザイナーへ転職。その後Webデザイナー・Webディレクターとして働き、現在は本ブログの運営やWebサイト制作を通じてデザインに携わる。IT業界経験20年以上。

なぜ「質問の意図」まで知ると面接が変わるのか

先に、この記事の使い方を一つだけ。質問への「正解」を覚えようとしないでください。採用側は模範解答を聞きたいわけではなく、その人が自分の頭で考えているかを見ています。

だからこの記事では、各質問について「どう答えるべきか」より「何を見ているか」に重点を置きました。狙いさえ分かれば、答えは自分の経験から自然に出てきます。暗記した言葉はすぐ見抜かれますが、自分で考えて出した言葉は、多少つたなくても伝わります。それでは、5つを順に見ていきます。

質問1:「そのデザインにした理由を説明できますか」

ポートフォリオを見ながら、ほぼ必ず聞く質問です。「なぜこの色にしたのか」「なぜこのレイアウトなのか」。ここで見ているのは、デザインの上手さではありません。

📌 採用側が見ているもの

完成度そのものより、「なぜそうしたか」を言葉にできるかを見ています。デザインには必ず意図があるはずで、それを説明できる人は、現場でも「なんとなく」で作らない人だと判断できます。

刺さるのは、「ターゲットが◯◯なので、安心感を出すために青を選びました」のように、目的から逆算して語れる答えです。逆に印象が下がるのは「なんとなく好きだったので」「参考サイトがそうだったので」。もちろん最初は真似から入っていいのですが、そこに自分なりの理由を一つ足せるかで、印象は大きく変わります。

📌 関連記事:ポートフォリオを開いて最初の30秒|採用担当が本当に見ているもの — 面接前にポートフォリオがどう見られるかを知っておくと、この質問に備えやすくなります。

質問2:「これまでで一番苦労した制作と、どう乗り越えましたか」

これも定番です。成功体験ではなく、あえて「苦労したこと」を聞きます。すると、その人が困難にどう向き合うかが見えてきます。

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採用したいと感じるのは、失敗を隠さず話せる人です。うまくいった話だけの人より、ずっと信頼できます。

採用側として正直に言うと、「失敗を話せる人」ほど採用したくなります。現場では思い通りにいかないことばかりで、そのときに自分で調べ、試し、乗り越えられるかが問われるからです。だからこの質問では、苦労の大きさより「どう対処したか」の部分を具体的に話せると強い。

逆に、「特に苦労したことはありません」と答えてしまうと、実はもったいない。試行錯誤の跡が見えないと、受け身な印象になってしまうんです。小さなことでいいので、詰まって→調べて→解決した、という流れを一つ用意しておくといいと思います。

質問3:「フィードバックを受けたとき、どうしますか」

これは、現場で長く伸びる人かどうかを見る質問です。Webデザインの仕事は、作って終わりではなく、修正の連続。フィードバックとの付き合い方が、その後の成長を大きく左右します。

📌 採用側が見ているもの

指摘を素直に受け止めて対話できるかを見ています。現場で伸びるのは、フィードバックを否定と受け取らず、「なぜそう思われたか」を考えられる人です。

刺さるのは、「まず意図を確認して、そのうえで直します」「一度自分の考えも伝えたうえで、すり合わせます」のように、対話として捉えている答えです。ただ従うだけでも、頑なに反発するのでもなく、その間にある姿勢が理想です。

面接で「言われた通りに直します」とだけ答える人もいますが、これはもう一歩。素直さは大事な一方で、意図を汲もうとする姿勢まで見せられると、現場で一緒に働くイメージが湧きます。

質問4:「自主制作はありますか。なぜそれを作ったのですか」

スクール課題や模写だけでなく、自分で決めて作ったものがあるか。あるとしたら、なぜそれを作ったのか。ここで主体性と熱量が見えます。

採用側の本音を言うと、自主制作が1本あるだけで、面接で話せることが一気に増えます。課題は「やらされたもの」ですが、自主制作は「自分で選んだもの」。だからこそ、その人の興味や価値観が出るし、深掘りしても答えが返ってきます。テーマは何でも構いません。好きなお店の架空サイト、自分のポートフォリオサイト、なんでもいい。大事なのは「なぜ作ったか」を語れることです。

まだ自主制作がない人は、面接までに小さくても1本用意することを本気でおすすめします。作るテーマの選び方は、こちらでも触れています。

📌 関連記事:未経験Webデザイナーが面接で採用される方法|採用担当5年が落ちる理由と通過する人の違いを正直に話します — 面接全体の通過率を上げる考え方をまとめています。

質問5:「これからどんなデザイナーになりたいですか」

最後は、未来を問う質問です。壮大な夢を語ってほしいわけではありません。見ているのは、学び続ける前提を持っているかと、会社の方向性と合いそうかの2点です。

Webデザインは変化の速い分野です。だから「今できること」より「これからも学び続けられそうか」を重視します。「まだ改善できると思っています」「◯◯の分野をもっと深めたい」といった、伸びしろを自覚した答えは好印象です。

ここで一つ正直にお伝えすると、この質問に「完璧な正解」はありません。むしろ、その会社がどんなデザイナーを求めているかを事前に調べ、自分の方向性と重なる部分を話せると、カルチャーフィットの面で強い。背伸びした嘘より、等身大の「これから」を話すほうが、結局は伝わります。

面接前にやっておくと差がつく準備

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5つの質問に共通するのは「自分で考えた跡があるか」。準備も、その一点に絞れば十分です。

5つの質問を見てきて気づいた方もいると思いますが、どれも根っこは同じです。採用側は「自分の頭で考えた跡」を探している。だから準備も、そこに絞れば効率的です。

📝 面接前にやっておくと差がつく3つ
  1. ポートフォリオの各作品に「なぜそうしたか」を一言添えて言えるようにする(質問1・4の対策)
  2. 詰まって→調べて→解決した、という小さなエピソードを1つ用意する(質問2・3の対策)
  3. 応募先がどんなデザイナーを求めているかを調べておく(質問5の対策)

もし一人で準備するのが不安なら、転職エージェントの面接対策を利用するのも手です。応募先ごとの傾向を教えてもらえたり、模擬面接で第三者の視点をもらえたりします。私も採用する側として、エージェント経由の応募者が的確な準備をしてきたと感じる場面は何度もありました。使えるものは使う、くらいの気持ちで十分です。

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よくある質問

Q:回答を丸暗記していくと、やはり見抜かれますか?

A:深掘りするとだいたい分かります。採用側は正解を聞きたいのではなく、自分で考えているかを見ています。暗記より、質問の「意図」を理解して自分の経験から答えるほうが、結果的に伝わります。

Q:自主制作がまだありません。課題だけでは不利ですか?

A:課題だけでも面接は受けられますが、自主制作が1本あると話せることが大きく増えます。テーマは何でも構いません。面接までに小さくても1本用意しておくと、質問4で強い武器になります。

Q:うまく話すのが苦手です。話し方で落とされますか?

A:流暢さより中身を見ています。つっかえながらでも、自分の言葉で理由を話せる人のほうが印象に残ります。話し方より、質問の意図に沿って「考えた跡」を伝えられるかを意識してください。

まとめ:暗記ではなく「考えた跡」を話せばいい

AKIAKI

5つの質問の狙いが分かれば、もう怖くありません。完璧を目指さず、自分の言葉で話せば大丈夫です。

📝 この記事の要点
  • 面接の質問はだいたい決まっていて、それぞれに「見ている狙い」がある
  • 採用側が探しているのは正解ではなく「自分で考えた跡」
  • ポートフォリオの意図・小さな試行錯誤・応募先研究の3つを準備すれば5問に対応できる
  • 流暢さより、つたなくても自分の言葉で語ることが伝わる

面接は、うまく演じる場ではありません。採用する側も、完璧な人ではなく「一緒に働きたい人」を探しています。今日できるのは、ポートフォリオの作品を1つ選んで「なぜこうしたか」を声に出してみること。その小さな練習から始めれば、5つの質問はもう味方になっているはずです。

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